M3 Ultraチップのベンチマークスコアが明らかに ー CPU性能だけで見るとM4 Maxとの比較では一長一短に

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M3 Ultraチップのベンチマークスコアが明らかに ー CPU性能だけで見るとM4 Maxとの比較では一長一短に

Appleが3月12日に発売するM3 Ultraチップを搭載した「Mac Studio」のものとみられるGeekBenchのベンチマークデータが明らかになりました。

明らかになったベンチマークデータは、32コアCPU/80コアGPU/256GB RAMを内蔵したM3 Ultraチップ搭載モデルのものとなっており、ベンチマークスコアはシングルコアが3221、マルチコアは27749となっています。

Mac製品でこれまで同ベンチマークの最高スコアだったM4 Max(16コアCPU/40コアGPU)のスコアはシングルコアが3921、マルチコアが25647なので、シングルコアは22%ほど性能が劣り、マルチコアは8%ほど性能が向上しています。

シングルコアのスコア差はCPUの動作周波数にあるとみられ、M3 Ultraチップは最大4.05GHzとなっているのに対し、M4 Maxチップは最大4.50GHzとなっています。M3シリーズは全て最大4.1GHzなので、M3 Ultraチップのマルチコア性能はコア数の増加によりM4 Maxを上回るものの、シングルコアではM4シリーズの方が上ということになります。

M3 Ultraチップのベンチマークスコアが明らかに ー CPU性能だけで見るとM4 Maxとの比較では一長一短に

なお、「Mac Studio」だけで見ると、前モデルとなるM2 Ultraチップとの比較では、シングルコアは約16%、マルチコアは約30%の性能向上となりました。

今後もう少し多くのサンプルデータが明らかになると思いますが、M3 UltraチップはGPU性能が必要なユーザー向けと考えた方が良いかもしれません。CPU性能だけが必要なのであれば高い追加料金を払ってM4 MaxからM3 Ultraにする必要はないのかも。

[via MacRumors

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