クラウドストレージ『pCloud』、無料アカウントの容量2倍（10GB⇒20GB）キャンペーンを実施中 ｰ 2024年12月末まで
クラウドストレージサービスのpCloudが、無料で20GBのクラウドストレージ容量を貰えるキャンペーンを2024年12月末まで実施中です。
まずpCloudを知らない方の為に少し説明すると、pCloudはスイス発祥のクラウドストレージサービスで、2013年にサービスを開始して以来、欧州を中心に急速に普及しており、日本でも2020年に上陸し、2023年には総務省の指針に基づいて設置された「ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度」を取得した他、日本のクラウドサービス業界団体である日本クラウド産業協会（ASPIC）の「クラウドアワード2023 審査委員会賞」も受賞するなど、国内でも安全性や信頼性が高く評価されています。
DropboxやOneDrive、Google Driveなどと同じくWebブラウザで利用出来る他、Windows、Mac、iPhone、iPad、Android、Linuxといった各OS向けのクライアントアプリも用意されており、Windowsではファイルエクスプローラー、MacであればFinderに表示されるようになる為、外付けストレージのように使うことが可能で、同期モードやバックアップ機能、モバイルでの写真や動画の自動アップロード機能なども用意されています。
また、セキュリティ面では、データ転送中および保管中は256ビットAES暗号化が施され、さらにTLS/SSLプロトコルを使用してデータ保護を強化しているほか、ゼロナレッジの技術を取り入れた極めて秘匿性の高いpCloud Encryptionというオプションサービスを有しています。
20GB無料キャンペーン
pCloudでは通常は10GBまで無料で利用可能ですが、現在実施中のキャンペーンを利用すると2倍の20GBが利用可能になります。当初、本キャンペーンは先月末で終了予定でしたが、1ヶ月延長されました。
キャンペーンを利用するには、こちらのページにアクセスし、新規登録するだけとなっています。
なお、新規登録時にリージョンを選択する場面が出て来ますが、データセンターの場所のことで、pCloudのデータセンターは「アメリカ（テキサス州ダラス）」と「EU地域（ルクセンブルク）」の2カ所が用意されています。一般ユーザーの場合は基本的にどちらを選んでも問題はないのですが、GDPRの厳格なルールでファイルを守りたい場合はEU地域を、プライバシーを守りつつ、柔軟な運用を目指す場合はアメリカが推奨されています。このリージョン設定はアカウント作成後の途中変更は有料となるので注意が必要です。
料金プラン
今回のキャンペーンで無料で20GB使えるようになりますが、もっと容量が欲しい場合は年間プランで500GBが年額59.88ドル、2TBが年額119.88ドルとなっています。
また、pCloudの特徴の1つでもある生涯プランというものも用意されており、年間プランの約4年分に相当する金額を前払いすることで、99年間もしくは契約者の一生涯のうち、どちらか短い期間の利用が可能となります。生涯プランの価格は500GBが299ドル、2TBが599ドル、10TBが1,190ドルとなっており、一回支払えばその容量を最低でも99年間は使えることになります。
年間プラン
| 容量 | 価格 |
|---|---|
| 500GB | 59.88ドル |
| 2TB | 119.88ドル |
生涯プラン
| 容量 | 価格 |
|---|---|
| 500GB | 299ドル |
| 2TB | 599ドル |
| 10TB | 1,890ドル |
また、最大10TBの生涯ストレージとプレミアム機能を、ユーザーと家族最大4名で共有できるファミリープランも用意されており、2TBのは890ドル、10TBは2,249ドルとなっています。
なお、今回のキャンペーンで取り敢えず20GBの無料アカウントを作成しておくだけでもかなりオススメですので、この機会に是非どうぞ。
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