昨日発売された「Xbox Series X」の新モデル、6nmチップや異なる冷却構造を採用

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昨日発売された「Xbox Series X」の新モデル、6nmチップや異なる冷却構造を採用

Microsoftは昨日に「Xbox Series X|S」シリーズの新モデルとなる「Xbox Series X 1TB オールデジタル (ロボット ホワイト)」と「Xbox Series S 1TB オールデジタル (ロボット ホワイト)」を国内で発売し、米国ではこれら2モデルに加えて、「Xbox Series X」のストレージ容量が2TBになり、新たにギャラクシーブラックカラーを採用した特別モデルの「Xbox Series X – 2TB Galaxy Black Special Edition」も発売されましたが、YouTuberのAustin Evans氏がこれら新型「Xbox Series X」の分解動画を公開しました。

分解して明らかになったのは、まず米国で発売された「Xbox Series X – 2TB Galaxy Black Special Edition」はオリジナルモデルの4.26㎏から4.14㎏へと200g軽くなっており、日本でも発売された「Xbox Series X 1TB オールデジタル (ロボット ホワイト)」の重さは3.65㎏となっています。

また、ディスクレスとなった「Xbox Series X 1TB オールデジタル (ロボット ホワイト)」はディスク有りのオリジナルモデルから単に光学ドライブを外し、ケースの穴を塞いだだけであることも判明しています。(マザーボードにもコネクタが排除されるなどの変更はあり)

重要な変更点としては、冷却ソリューションの見直しが行われています。オリジナルモデルはベーパーチャンバーを採用していましたが、ディスクレスの新型は銅パイプを使った従来の冷却構造を採用しており、この冷却構造の違いが本体重量の軽量化に貢献していることが分かっています。

昨日発売された「Xbox Series X」の新モデル、6nmチップや異なる冷却構造を採用

さらに、マザーボードも再設計が行われており、SSD用のシールドがなくなった他、ブラケットも新しくなり、小さな部品にも多くの変更が行われています。また、もう1つの重要な変更点としては、オリジナルモデルには7nmのAPU(アプリケーションプロセッシングユニット)が搭載されていますが、新型は製造プロセスが6nmになった新しいチップが採用されていることから、同レベルの性能を出すのに必要な電力が少なくなっており、新型では消費電力が約10%少なくなっていることが確認されました。

昨日発売された「Xbox Series X」の新モデル、6nmチップや異なる冷却構造を採用

下記は各モデルの消費電力。

アイドル時ゲームプレイ時
Xbox Series X (オリジナル)61W167W
新型Xbox Series X 2TB51W156W
新型Xbox Series X 1TB38W151W

なお、ファンのノイズや発熱に関しては、オリジナルも新型も大きな変化はない模様。

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • Xboxの記事サンクス。参考になりました。
    アイドル時こんなに違うんや。
    seriesX買ったけどまだ箱から出してないんよね。PCで十分だった…。

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