Nothing、「Nothing OS 3.0」を12月に正式リリースへ ー 10月にオープンベータテストを開始
Nothingが「Nothing OS」の次期メジャーアップデート「Nothing OS 3.0」の一部情報を公開しました。
「Nothing OS 3.0」の情報は昨晩に発表された新型イヤホン「Ear (open)」を紹介する動画の後半部分で明らかにされ、「Nothing OS 3.0」の変更点などが簡単に紹介されています。
同OSの特徴でもあるドットフォント「N-Dotフォント」の使い方を再考し、Sans Serifフォントと組み合わせることにより、よりモダンでクリーンな外観を提供するとのこと。ドットデザインについては、アニメーションに多用されるようになり、OSの様々な場面のアニメーションで使用されます。
ロック画面が再設計され、長押しするだけで編集モードになり、別の時計ウィジェットに切り替えたり、ウィジェットエリアを調整したりすることが可能。時計ウィジェットも新しいデザインが多数追加されています。
クイック設定も再設計され、ホーム画面のウィジェットと同じようにアイコンのサイズを含むフルカスタマイズが可能になります。
また、自社製の新しい写真アプリ「Nothing Gallery」が搭載される予定で、カメラアプリからのアクセスが高速化されています。HDRやポートレート効果などの一部の複雑な処理時間も最大25%高速化されます。
AI画像区別機能も搭載されており、重要なオブジェクトを強調表示し、簡単に見つけられるようになり、将来的にはAIによる画像の自動分別機能などが追加される予定です。
アプリドロワーにはアプリを上部に固定する機能やAIを使って様々なアプリの使用状況を分析し、最も必要な時に最適なアプリを表示してくれるスマートドロワーが利用可能になります。
新しいウィジェットも追加される予定で、日付のカウントダウンウィジェットやユーザー間でコンテンツやステッカーのリアクションを同期する共有ウィジェットなどが用意されます。
なお、「Nothing OS 3.0」の一般向けの正式リリースは今年12月の予定で、まず10月にオープンベータテストが開始されます。
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