Apple、AIで強化されたツールを含んだ「Logic Pro for Mac v11.0」をリリース
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本日、Appleが、Mac向けの「Logic Pro」アプリをアップデートし、最新版の「Logic Pro 11.0」をリリースしました。
「Logic Pro 11.0」の変更点は以下の通り。
- AIで強化されたツール
- スマートテンポとピッチ補正プラグインにAIで強化された新しいツールが加わり、芸術性をさらに向上
- Bass PlayerとKeyboard PlayerがDrummerに加わって充実したSession Playerが完成。すべてAIを活用して構築されているため、思い通りの演奏を簡単に作成可能
- グローバルコードトラックを使って同じコード進行に従わせることができるSession Player
- あらゆるトラックに温かみを加えるChromaGlow。ビンテージアナログハードウェアのサウンドをシミュレートするように設計された5つのサチュレーションモデルを備えた高度なプラグイン*
- Stem Splitterを使って、ステレオのオーディオファイルをボーカル、ドラム、ベース、その他のパートのステムに分割可能*
- Session Player、ChromaGlow、およびStem SplitterがiPad用Logic Pro 2にも追加されたことで、Mac用Logic Proで作成したプロジェクトとの間で容易に移動可能
- サウンドライブラリ
- 深くサンプリングされた6種類のアコースティックベースとエレクトリックベースを演奏できるStudio Bass
- 綿密にサンプリングされた3種類のピアノを演奏できるStudio Piano
- コードタグがあるループをプロジェクトに追加すると、そのループが自動的にコードトラックに追加
- 以下の3つの新しいプロデューサーパックを利用可能: Hardwell、The Kount、Cory Wong
- Ellie Dixonによる「Swing!」のオリジナルマルチトラックプロジェクトがアプリ内のデモソングとして利用可能
- 空間オーディオ
- ドルビーアトモス以外のチャンネル構成向けにカスタムミキシングを提供するダウンミックスとトリムのオプション
- ADM BWFファイルの書き出しが拡張され、ドルビーアトモスに加えて、ステレオやその他のマルチチャンネル形式の設定を含めることが可能
- 機能強化
- 「所定の場所にバウンス」機能に、LogicのI/Oプラグインを通じて外部ハードウェアを使用する外部音源リージョンまたはトラックの自動リアルタイム録音を追加
- 対応するソフトウェア音源やエフェクトで生成されたMIDIをほかのトラックの入力にルーティングして、再生時や録音時にクリエイティブなレイヤー作成を実現
- マーキー選択範囲の移動、延長、サイズ変更のキーコマンドを使って、より効率的に編集可能
なお、既存のユーザーはMac App Storeよりアップデート可能で、新規ユーザーの場合は30,000円となっています。
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