Appleが5月7日に発表する新製品のまとめ ー 新型「iPad」や新型「iPad mini」に関する情報も
Appleは5月7日23時から発表イベント「Let Loose.(何でもあり。)」を開催する予定ですが、同イベントの開催時期を事前にリークして的中させたBloombergのMark Gurman氏が同イベントで発表される見込みの新製品に関するまとめ情報を公開しています。
まず、同イベントは同社の従来のイベントよりも3時間早い現地時間の午前7時より開催され、これは日本時間では23時、中国時間では22時、欧州では同日の午後となり、iPadシリーズ全体の売上げの回復や中国での販売回復を狙った時間設定ではないかとみられています。
また、同イベントはオンラインでの開催となりますが、Appleはニューヨークとロンドンで小規模なハンズオンセッションを開催する予定で、メディア関係者はそこで発表ビデオを視聴したり、デバイスを試したりすることが可能となるようです。
なお、イベントでは予てから新型「iPad Pro」や新型「iPad Air」などが発表されるとみられていますが、Mark Gurman氏が予測する同イベントで発表されるであろう新製品は下記の通り。
iPad Pro
デザインが刷新され、有機ELディスプレイを搭載し、画質向上だけでなく本体がより薄型化される。
ディスプレイサイズは引き続き11インチと12.9インチの2サイズが用意される予定で、M4チップが搭載される可能性があると予想されています。
iPad Air
従来の10.9インチに加え、新たに12.9インチモデルが追加される。
両モデルともチップは2022年に「MacBook Air」に初めて搭載されたM2チップが搭載される可能性が高いとみられています。
Apple Pencil
同イベントのバナーにも描かれている通り、Apple Pencilの新型が発表される見込みで、この新型Apple Pencilには触覚フィードバックが搭載され、アクションを起こす際に小さな振動のような効果を感じることが出来るようになります。
なお、発表される新型Apple Pencilは、2018年に発売された「Apple Pencil (第2世代)」の後継モデルになります。
Magic Keyboard
新型Magic Keyboardは、筐体にアルミを採用し、より耐久性があり、装着するとiPadがよりラップトップのように見えるようになるとみられています。
後日発表される新製品
Appleは「iPad (第10世代)」のコストを削減したモデルを開発中で、現行モデルは449ドル(日本では68,800円)ですが、Appleとしては価格を329ドル(49,800円)の第9世代モデルに近づけたいと考えている模様。
ただ、新型「iPad」の投入は早くても年末までは期待出来ないと予想しています。
また、新型「iPad mini」も計画しており、より高速なチップを搭載するとみられていますが、5月7日のイベントでは発表されない見込み。
他に、イベントでは新しいAI機能が新型「iPad Pro」向けに予告される可能性があるものの、ソフトウェア機能の正式なお披露目は6月の「WWDC24」になるとみられており、新しいローエンドの「AirPods」の生産開始も間近に控えているものの、こちらは秋まで発売されることはないとみられています。
最後に、同イベントではMacに関する発表は一切なく、次に新型Macが登場するのは2024年後半になると予想されています。
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