PSPエミュレータの『PPSSPP』、今年後半にApp Storeに登場へ(Appleが許可した場合)
先日、AppleがApp Storeのガイドラインを更新し、レトロゲーム機のエミュレータアプリの配信を許可したことをお伝えしましたが、PlayStation Portable(PSP)エミュレータ「PPSSPP」の開発者であるHenrik Rydgård氏がApp Storeで同エミュレータをリリースする可能性について報告しています。
Appleのガイドラインでは下記の通り案内されています。
アプリではHTML5のミニアプリおよびミニゲーム、ストリーミングゲーム、チャットボット、プラグインなど、バイナリに埋め込まれていない特定のソフトウェアを提供することができます。さらに、レトロゲーム機のエミュレータアプリは、ゲームのダウンロードを提供する場合があります。
アプリで提供されるそのようなすべてのソフトウェアについて、当該ソフトウェアが本ガイドラインおよび適用されるすべての法令に準拠していることを確認することを含め、責任を負うものとします。
App Store ガイドライン – Apple
Henrik Rydgård氏は「PSP」は20年近く前のゲーム機であることから”レトロゲーム機”と考えている模様。ただ、ガイドラインではゲームがダウンロード提供されることについては言及されているものの、ユーザー自身のROMファイルから選択してプレイすることが許可されるかは不明。
「PPSSPP」側はPSPのゲームの権利を持っている訳ではないので、アプリ内でゲームをダウンロード提供することは出来ず、もし、Apple側の解釈でROMやISOファイルの選択機能を備えたエミュレータが許可されるのであれば今年後半にも「PPSSPP」をApp Storeで配信するとのこと。
恐らく、App Storeで配信される可能性はかなり低いと思いますが、Android版は既にGoogle Playで配信されています。
[via Android Authority]
コメント