「iPhone」を開封せずにiOSの最新アップデートを適用出来るシステム、4月から米国の直営店に順次導入開始へ
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昨秋、Appleが直営店に「iPhone」を開封せずにiOSの最新アップデートを適用出来るシステムを導入することを計画していると報じられ、その後、「iOS 17.2」のベータ版で同システムの存在が確認されていましたが、その事を報告していたBloombergのMark Gurman氏が同システムの最新情報を明らかにし、Appleが米国の直営店に同システムを展開する準備を進めていることが分かりました。
Appleは2023年末までに一部の米国内の直営店で同システムのテストを開始し、現在、同社は4月から全米の店舗に広く展開し始める方向で動いており、初夏までには全米の全ての店舗にこのシステムを導入したい意向のようです。
このシステムは「Presto」と呼ばれており、販売前に直営店の在庫管理室に「iPhone」が置かれている間に最新の「iOS」にアップデートする仕組みで、ユーザーは購入と同時に最新OSにアップデートされた状態で利用出来るようになります。
システムの技術的な詳細は明らかにされていないものの、MagSafeやその他のワイヤレス技術を利用し、パッケージを開けることなく「iPhone」の電源を入れ、新しいソフトウェアをダウンロード・インストールし、再度電源を落とすといった流れになる模様。
現時点では米国の直営店への導入しか情報がない為、日本を含む米国外の直営店への導入はまだまだ先になるものと予想されます。
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