米Microsoft、2023年10〜12月期の業績を発表 ー AIなどが好調で増収増益

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米Microsoft、2023年10〜12月期の業績を発表 ー AIなどが好調で増収増益

本日、Microsoftが、同社2024年第2会計四半期(2023年10~12月)の業績を発表し、売上高は前年同期比17.6%増の620億2,000万ドル、純利益は同33.1%増の218億7,000万ドルとなりました。

セグメント別の売上高は下記の通りで、「Productivity and Business Processes」はOfficeとDynamics、「Intelligent Cloud」はサーバやAzure、「More Personal Computing」はWindows、ハードウェア、Xbox、検索が含まれています。

  • Productivity and Business Processes:192億4,900万ドル(前年同期比13%増)
  • Intelligent Cloud:258億8,800万ドル(同20%増)
  • More Personal Computing:168億9,100万ドル(同19%増)

引き続き、AzureやTeamsなどのクラウドサービスを担うIntelligent Cloud部門が好調で、Azureとその他のクラウドサービスの売上高は30%増。この30%増のうち6%はAIサービスによるものとなっています。

また、Productivity and Business Processes部門では、企業向け「Microsoft 365」が前年同期比9%増、コンシューマ向けOffice製品/クラウドサービスは同5%増で、コンシューマ向けMicrosoft 365の月間アクティブユーザー数は7,840万人で、前期比170万人増となっています。

最後に、More Personal Computing部門も復調し、Windows OEMは前年同期比11%増と盛り返したものの、Surfaceを含むデバイスの売上高は前年同期比9%減と厳しい状況が続いています。また、同四半期にActivision Blizzardの買収を完了しており、この影響でXboxのコンテンツとサービスの売上高は61%増となったものの、統合などのコストにより4億4,000万ドルの営業損失が計上されています。

Earnings Release FY24 Q2 – Microsoft

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