Amazonの自社製OS『Vega』は既に「Echo Show 5 (第3世代)」に搭載か

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Amazonの自社製OS『Vega』は既に「Echo Show 5 (第3世代)」に搭載か
via Zatz Not Funny!

先日、Amazonが「Vega」と呼ばれる独自のスマートホームOSを開発している可能性があることをお伝えしましたが、同OSは既に「Echo Show 5 (第3世代)」に搭載されている可能性があることが分かりました。

「Echo Show 5 (第3世代)」は、”ver 1.1″という非常に低いバージョンのOSを実行していることが明らかになっており、「Echo Show 8」の”ver 7.5.6.0″や前世代の「Echo Show 5」の”ver 6.5.6.0″といった「Fire OS 7」や「Fire OS 6」と同じバージョン番号のOSを搭載している他のEchoデバイスとは明らかに異なっています。

バージョン番号の低さはOS全体が変更されたことを示す非常に説得力のある証拠と考えられることに加え、Amazonのソースコードの内部を調べてみると、さらなる証拠が明らかになりました。

「Echo Show 5 (第3世代)」用に提供されたファイルには、Android特有のコンポーネントが多数欠落していて、Vega OS用のファイルであることを示しており、OSが新しくなったことが「Netflix」が「Echo Show 5」の旧モデルは利用出来るのに「Echo Show 5 (第3世代)」では利用出来ない理由である可能性が非常に高いとみられています。

先日の情報では「Vega OS」はLinuxベースと報じられていますが、同OSの「Echo」デバイスでの使用は理にかなっていると報じられています。

その理由としては、初期の「Echo」デバイスは2016年初頭に「Fire OS 5」に切り替わるまでLinuxベースのカスタムOSを搭載していたことや、「Echo」デバイスは「Fire TV」や「Fireタブレット」が必要とする膨大な数のサードパーティ製アプリやサービスとの互換性を維持する必要がないことが挙げられており、新しいOSを使用するのに適した候補であるとのこと。

なお、将来的に「Vega OS」が全てのFire TVデバイスにも搭載されるのかは不明ですが、もし搭載されるとすれば全く新しいモデルで、既存のデバイスには提供されない可能性が高く、同OSを搭載したモデルは対応するストリーミングサービスの数が限定される可能性が高い為、ラインナップ全体でFire OSを置き換えず、低価格の「Fire TV Stick」や低価格のFire TV搭載スマートテレビなどに搭載され、アプリやサービスの選択肢が大幅に制限される代わりに販売価格を安くするといった選択肢を提供することが予想されています。

Echo Show 5 (第3世代) – Amazon

[via Zatz Not Funny!, AFTVnews

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