2024年に投入される「iPad」の新モデルの生産スケジュール情報 ー 「iPad Air」は来春、「iPad Pro」は6月、「iPad」と「iPad mini」は来秋に発売か
Apple関連の情報を定期的の報告しているアナリストのMing-Chi Kuo氏が、2024年に発売される「iPad」シリーズの新モデルのスケジュールに関する情報を報告しています。
各モデルの詳細は下記の通り。
iPad Air
「iPad Air」は10.9インチと12.9インチの2サイズ構成になり、2024年第1四半期(1〜3月)に量産が開始される予定。
12.9インチモデルは全くの新モデルで、ミニLEDは搭載されないものの、現行の「iPad Pro」と同じ仕様の酸化物バックプレーンが採用され、アモルファスシリコンバックプレーンを採用した10.9インチモデルよりも優れたディスプレイ性能を実現するとのこと。
なお、量産開始時期の情報が正しければ、3月に発表される可能性が高そうです。
iPad Pro
「iPad Pro」シリーズは有機ELディスプレイが搭載され、M3チップと改良されたフォームファクター設計が特徴に。
「iPad Pro」の有機ELパネルは、タンデムデザインと「iPhone 15 Pro」と同じLTPOバックプレーンが採用され、ミニLEDモデルよりもディスプレイ性能と消費電力が向上しているそうです。
なお、2024年第1四半期後半から2024年第2四半期にかけて量産が開始されるとのことで、この情報が正しければ6月の「WWDC」に合わせ、6〜7月に発表・発売される可能性が高そうです。
iPad mini
新型「iPad mini」こと「iPad mini (第7世代)」の量産は、当初予測されていた2024年第1四半期から2024年下半期に延期された模様。
この情報が正しければ、「iPad mini (第7世代)」の登場は来秋になる見込み。
iPad
新型「iPad」こと「iPad (第11世代)」は、2024年下半期に量産が開始される予定とのことで、「iPad mini (第7世代)」と同じく来秋に発売されることになりそうです。
なお、「iPad (第11世代)」の投入の影響か、「iPad (第9世代)」は2024年末までに生産終了となることも報告されています。