「Windows 11 Insider Preview Build 23493」がDevチャネル向けに配信開始 − 「Windows Copilot」のプレビュー開始や「7-Zip」などの圧縮ファイル形式をサポート
本日、Microsoftが、Windows Insider ProgramでDevチャネルを選択しているユーザーに対し、「Windows 11」の新しいプレビュービルドである「Build 23493」をリリースしました。
Devチャネルは、新しいアイデアを試したり、熟成させたり、新開発の機能やエクスペリエンスを披露するチャネルで、テストされた機能は製品版に搭載されない可能性があります。
本ビルドでは、大規模言語モデルを利用したAIアシスタント機能「Windows Copilot」のプレビューの展開が開始され、本ビルドと「Microsoft Edge (バージョン115.0.1901.150)」以降が必要条件となっており、対応環境向けに順次展開が開始されます。利用可能となった場合、タスクバーのアイコンまたは「Win + C」のキーボードショートカットで呼び出すことが可能です。
ただ、現時点ではサードパーティプラグインのサポートなどの一部機能は実装されています。
また、「.7z 」や「.tar」形式の圧縮ファイル形式のネイティブサポートが追加されており、対応ファイル形式の一部が下記の通りで、あくまで解凍のみのサポートとなります。
- .tar
- .tar.gz
- .tar.bz2
- .tar.zst
- .tar.xz
- .tgz
- .tbz2
- .tzst
- .txz
- .rar
- .7z
さらに、「設定」アプリにデバイスの概要や重要な設定へのクイックアクセスなどをカードで一覧表示する「Home」が追加された他、クイック設定で音量ミキサーを呼び出す機能、タスクバーやスタートメニューにピン留めしたアプリを新規PCセットアップ時に簡単に再インストールできる機能、日本語およびイギリス英語における自然なナレーター音声なども追加されています。
なお、他にも多数の改良や修正が加えられており、Devチャネルを選択しているユーザーはWindows Updateよりアップデート可能です。
・Announcing Windows 11 Insider Preview Build 23493 – Microsoft