M2 MaxチップのGPU性能はM1 Ultraチップに匹敵
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先日、AppleはM2 MaxおよびM2 Ultraチップを搭載した「Mac Studio (2023)」を発売しましたが、M2 MaxチップのGPU性能はM1 Ultraチップと同等かそれ以上であることが分かりました。
これはYouTuberのLuke Miani氏のベンチマークテストによって明らかになったもので、Blender、Final Cut Pro、3DMark、Rise of the Tomb Raiderでの各種ベンチマークテストの結果、M2 Maxは常にM1 Ultraと同等かそれ以上の性能を発揮する結果となりました。
これらテストに用いられたチップの仕様は、M1 Ultraは最上位の64コアGPUのモデルであることは確認出来ていますが、M2 Maxチップの30コアGPUと38コアGPUのどちらのモデルかは確認出来ていません。
(現在確認中のため、Luke Miani氏より回答があり次第追記します)
この結果から、GPUを多用する作業をする場合、M1 Ultra搭載モデルの中古品や整備済み品の購入するよりも、M2 Max搭載モデルを購入した方が良いかもしれません。ただ、M1 Ultraの方がCPUコアの数が圧倒的に多い為、CPUを多用する作業ではM2 Maxを凌駕することになるので、作業環境で検討した方が良いと思います。
なお、ベンチマークテストではM2 UltraのGPU性能はM1 Ultraの2倍近い性能となっており、M2 Max/M2 UltraともにGPU性能が大幅に向上していますが、この理由としてAppleはM2シリーズから全てのコア間の負荷のバランスをとる為のモリーコントローラーチップを追加したことが挙げられています。
[via 9To5Mac]