Anker、モバイルバッテリー「Anker 535 Power Bank (PowerCore 20000)」の自主回収を発表 ー 発火の恐れ
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本日、Ankerが、2022年11月17日より販売を開始したモバイルバッテリー「Anker 535 Power Bank (PowerCore 20000)」(製品型番:A1366)について、本製品固有の設計が起因し、製造過程において発生した不備 が十分に確認されないまま出荷されていたことが判明したことから、自主回収を実施すると発表しました。
2023年1月、Ankerグループ本社より国外で本製品が発火する事象が数件発生した旨の報告が届いたことから、Anker グループのグローバル全体で販売を停止し、原因究明に向けて調査した結果、設計上ならびに製造過程の不備が見つかったため、自主回収を決定したとのこと。(日本での発火事例は現時点で0件)
原因は、製造過程において、温度検知をするための部品(NTC サーミスタ)の接着剤が完全に硬化しきる前に本体の組み 立てを行ってしまったため、電池セルと外装ケースの間に NTC サーミスタが挟まれてしまい、固定位置のずれが起こり易い状態となっており、目視での網羅的な検品が不十分であった一部個体において、内部短絡が起こりえる状態で出荷されていたそうです。
他の弊社製品に再現性はなく、現在、委託先の製造工場の管理体制および社内での検品体制の更なる厳格化を迅速に進めているとのこと。
下記の特設窓口にて製品回収および返金の手続きを受け付けているので、対象製品を持っているユーザーは使用を中止し、自主回収・返金に応じることをオススメします。