M2/M2 Proチップ搭載「Mac mini」でWi-Fi接続の問題が報告される
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Mac4Everによると、先日発売されたM2/M2 Proチップを搭載した「Mac mini」を購入した一部のユーザーから、Wi-Fiに関する不具合が報告されていることが分かりました。
問題はM2/M2 Proチップを搭載する「Mac mini」でWi-Fi接続のネットワーク速度が非常に遅かったり、接続自体が出来ないといった内容で、Ethernetでの通信は可能。
Appleのサポートフォーラムには同様の問題に関する報告が寄せられていますが、解決したという方法の1つとしては、手動で2.4GHz帯だけを利用するネットワーク設定に変更することで、5GHz帯のみの場合は何とか動作はするものの、接続が安定しないことが報告されています。
また、Ad Hocプロトコル「Apple’s Wireless Direct Link (AWDL)」をオフにすることで、5GHz帯に利用可能になるようですが、AirDropやAirPlayが利用出来なくなります。「AWDL」の無効化/有効化は下記のコマンドを実行することで可能です。
- 無効化:sudo ifconfig awdl0 down
- 有効化:sudo ifconfig awdl0 up
同じような問題は昨年12月にもM1/M2チップ搭載「Mac」で報告され、その後リリースされた「macOS 13.1」で修正されましたが、「Mac mini」も次回のアップデートで修正されることを待つしかなさそうです。
なお、MacRumorsのフォーラムでは、同様の問題のあったM2 Proチップ搭載「Mac mini」をAppleで新品交換して貰ったら問題が直ったと報告するユーザーもいるようで、問題が解決出来ない場合はAppleのサポートに相談してみることをオススメします。