Hamee、次世代キッズスマホ「Hamic MIELS」を発表 − 万が一の電池切れ時も位置情報の把握が可能に
スマホケース「iFace」シリーズで有名なHameeが、地域全体で子どもたちを見守る新しいシステムを搭載した次世代キッズスマホ「Hamic MIELS」を発表しました。
同社は見守りサービスを提供する株式会社ottaとの事業連携を通じて、親だけではなくITの力により地域全体で子どもたちを見守る新しい仕組み「MIELS(ミエルス)構想」の実現を目指しており、その第一歩として、2021年2月に発売した小学生向けキッズスマホ「Hamic POCKET」の見守り機能をさらに強化し、新端末「Hamic MIELS」を開発したとのこと。
「Hamic MIELS」は、Android 12を搭載した次世代キッズスマホで、本端末は、ottaと共同開発した「MIELSシステム」を搭載しており、保護者は子供の位置情報や行動履歴などの確認のほか、設定した「見守りスポット」への到着通知を受け取ることが可能です。
また、「Hamic MIELS」端末同士での互いの見守りや、専用アプリをインストールした地域住民による見守りも可能であり、周囲の利用者が増えることで見守りがより強固になっていく仕組みも特徴で、ottaのサービスを導入する一部自治体では、公共施設や地域のタクシーでも接触情報や通過情報が記録されるため、街全体で子どもたちを見守ることが可能となっています。
さらに、多くのGPS端末やキッズスマホの共通課題であった電池切れの問題にも対応しているのも特徴で、本体端末の電池が切れてしまった場合も、一定期間、微弱電波を発信し続けるため、集まった接触情報や通過情報をもとに端末の位置情報を割り出すことが可能な他、防犯ブザーを装備しており、緊急時に防犯ブザーの紐を引くことで大音量のアラームが鳴り周囲に危険を知らせるとともに、保護者のスマホにGPS情報を通知し、防犯ブザー作動時は20秒間周囲の様子を録音し、録音データを保護者のスマホに送信する機能も追加されています。
専用ケースは同社の人気シリーズの「iFace」が採用されており、主な仕様は下記の通り。
・OS:Android 12
・ディスプレイ:4インチ(540×1080)
・RAM:3GB
・ストレージ:32GB
・メインカメラ:1,300万画素
・フロントカメラ:800万画素
・バッテリー:3,500mAh
・SIM:eSIM
なお、公式販売に先立ち、2023年1月17日(火)よりCAMPFIREにて先行クラウドファンディングが開始され、詳細は下記の公式サイトをご覧下さい。