Fitbit、スマートウォッチ「Ionic」のリコールを発表 − バッテリーの過熱問題を受け
Engadgetによると、Fitbitが、日本では2018年に発売したスマートウォッチ「Ionic」のリコールを発表したことが分かりました。
これは「Ionic」のユーザーから過熱による火傷被害が報告されたことを受けたもので、これまでに118件の火傷の報告があったそうです。
同社の発表によると、ごく限られたケースではあるものの、「Ionic」のリチウムイオン電池が過熱し、火傷の危険性があることから、2017年から2020年にかけて製造・販売したスマートウォッチ「Ionic」の自主回収を実施するとのこと。
米国消費者製品安全委員会の調査によると、「Ionic」のバッテリーが過熱したという報告は少なくとも174件で、それによる火傷の報告数は米国内で78件、それ以外の地域で40件だったそうです。
「Ionic」の販売台数は、米国で約100万台、米国外で69万3,000台となっており、販売台数に占める割合は少ないかもしれないが、同社は慎重を期してこの措置を実施したとのこと。
リコールで返金対応となるようですが、日本での正式発表はまだの為、返金額などの詳細は不明です。
なお、リコールの問い合わせページは用意されており、対象のユーザーは下記サイトをご覧下さい。
【追記】
Fitbit社より公式声明がありましたので、下記に引用追記させて頂きます。
Fitbitは、お客様の安全を常に最優先事項としております。
この度、慎重を期してFitbit Ionicスマートウォッチを自主的にリコールすることと致しました。
非常に限られた件数ですが、Fitbit Ionicスマートウォッチのバッテリーが過熱し、火傷の危険があるという(米国規制当局発表の合計では、販売台数の0.01%未満)報告を受けています。
これらの事故は非常にまれであり、このリコールは他のFitbitスマートウォッチやトラッカーには影響を及ぼすことはありません。
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