「HoloLens 3」はまだ死んでいない?? − 開発責任者が反論
先日、Microsoftの複合現実ウェアラブルデバイス「HoloLens」の次期モデルである「HoloLens 3」は登場しない可能性があることをお伝えしましたが、「HoloLens」の産みの親とも言われ、同デバイスの開発責任者であるAlex Kipman氏がこの情報に反論するツイートを行っています。
先日の情報では、「HoloLens」の開発チーム内では今後の方向性に関する意見の相違やその他のトラブルが原因で分裂状態に陥っており、Metaなどのライバル企業に移籍する人が後を経たないことなどから、2021年半ばに「HoloLens 3」のプロジェクトは廃案になったと報じられていました。
これはMicrosoftの20人以上の現役もしくは元社員から聞いた情報を元に書かれた情報で、記事を書いたDaniel Rubino氏も「これほど混沌としている部門、Microsoftを長年取材してきた中でも聞いたことがない」と述べるほどでした。
Alex Kipman氏はこの報道を受けて、Twitterで「インターネット上の情報を鵜呑みにしないように」と反論しており、「HoloLens」は絶好調で、過去には「HoloLens 2」もキャンセルされたと報じられたものの、実際には発売していることも引き合いに出しています。
don't believe what you read on the internet. #HoloLens is doing great and if you search said internet they also said we had cancelled #HoloLens2… which last I checked we shipped with success [)-)
— Alex Kipman (@akipman) February 3, 2022
実際のところはMicrosoftの発表を待つしかないのが現状ですが、責任者のAlex Kipman氏が反論していることから、何らかの開発は継続している可能性は高そうです。
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[via Windows Central]