初代「iPod」の貴重な試作機の写真が公開される
現地時間の10月23日で「iPod」が登場から20周年を迎えましたが、PanicのCabel Sasser氏が、かなり初期の段階の「iPod」の試作機の写真を公開しました。
試作機はディスプレイや簡易的なスクロールホイール、上下左右に割り当てられたボタンが搭載されている他、本体上部にはイヤホンジャックやFireWireポートが搭載されています。
また、「iPod」と並べた写真を見るとその大きさが分かりますが、ディスプレイは「iPod」と同程度のサイズのものが搭載されており、中身は何もない部分が大部分を占め、動作確認の為の試作機であることが分かります。
なお、「iPod」の生みの親でもあるTony Fadell氏がこの試作機についてツイートしており、この試作機はApple内部で「P68/Dulcimer」と呼ばれ、「iPod」の最終設計が完了する前に作られた試作機のようです。
This is a P68/Dulcimer iPod prototype we (very quickly) made before the true form factor design was ready. Didn’t want it look like an iPod for confidentiality – the buttons placement, the size – it was mostly air inside – and the wheel worked (poorly) https://t.co/qeNMHMmVsc
— Tony Fadell (@tfadell) October 23, 2021
[via 9To5Mac]
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