M1 Proチップの8コアモデルのベンチマークスコアが明らかに − 全モデルのベンチマークスコアのまとめも更新

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M1 Proチップの8コアモデルのベンチマークスコアが明らかに − 全モデルのベンチマークスコアのまとめも更新

新型「MacBook Pro」に搭載されているM1 ProチップとM1 Maxチップの各種ベンチマークスコアの情報を連日お伝えしていますが、今度は14インチモデルにのみ搭載されるM1 Proチップの8コアモデルのCPUおよびGPU性能(OpenCL)のベンチマークスコア(1)/(2)も明らかになりました。

まず、M1 Proチップの仕様ですが、8コアモデルは6つの高性能コアと2つの高効率コアから構成されており、10コアモデルは8つの高性能コアと2つの高効率コアから構成されており、動作周波数はGeekBenchのデータから8コアモデルが最大3.0GHz、10コアモデルが最大3.2GHzとなっていますが、下記に記載する通り、シングルコアのスコアにほぼ差がないので、動作周波数の数値はGeekBench側がまだ未対応の為か、正確な数値ではない可能性があります。

M1 Proチップ(8コアCPU/14コアGPU)のGeekBench 5のベンチマークスコアはシングルコアが「1767」、マルチコアが「9948」となっており、M1 Proチップの10コアモデルとはシングルコア性能はほぼ同じですが、マルチコア性能は約20%低くなっています。

次に、OpenCLベンチマークのスコアは「34155」で、M1 Proチップの10コアモデルのスコアが「38359」なので、8コアモデルはGPUコアが2コア少ない分、性能も11%ほど低くなっています。

また、M1チップ(8コアCPU/8コアGPU)のスコアが「19000」ほどなので、M1チップに比べると約1.8倍の性能となっています。

なお、参考までに現時点で判明しているGeekBenchの各ベンチマークのスコアをまとめてみたのが下記の表です。
(「AMD Radeon Pro 5600M」は前モデルである「MacBook Pro (16-inch, 2019)」に搭載出来た最上位GPU)

CPU性能のベンチマーク結果

  シングルコア マルチコア
M1 Pro
MacBookPro18,3
8コアCPU/16GB RAM
1767 9948
M1 Pro
MacBookPro18,1
10コアCPU/32GB RAM
1743 12200
M1 Pro
MacBookPro18,3
10コアCPU/32GB RAM
1770 12596
M1 Max
MacBookPro18,2
10コアCPU/64GB RAM
1780 12721
M1 Max
MacBookPro18,4
10コアCPU/64GB RAM
1738 12447
M1
MacBook Pro (13-inch Late 2020)
8コアCPU/8GB RAM
1705 7382

GPU性能のベンチマーク結果

  OpenCL Metal
M1 Max
10コアCPU/32コアGPU
60167 68870
M1 Pro
10コアCPU/16コアGPU
38359 41914
M1 Pro
8コアCPU/14コアGPU
34155
M1
8コアCPU/8コアGPU
19000 21000
AMD Radeon Pro 5600M 44942 41000

[via MacRumors

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