「Windows 11」、AMD製プロセッサ搭載システムでパフォーマンスが低下する不具合 − 月内に修正予定
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先日、「Windows 11」が正式にリリースされましたが、米AMDが、同社のプロセッサを搭載したデバイスを「Windows 11」にアップグレードするとパフォーマンスが大幅に低下する問題があることを報告しています。
AMDによると、「Ryzen」シリーズを搭載したシステムで特定のアプリを実行した場合に、「Windows 11」のパフォーマンスにばらつきが生じることが確認されたそうで、3%~5%のパフォーマンス低下が発生するとみられていますが、ゲームでは10~15%に達することもあるとのこと。
原因はL3キャッシュの遅延(レイテンシ)が大幅に増加してしまう為で、既にMicrosoftと共に修正に向け取り組んでおり、修正アップデートは今月のWindowsの月例アップデート(日本時間10月13日にリリース)で提供される予定です。
さらに、電源制御機能の「UEFI CPPC2」のスケジューリング機能でも問題が見つかっており、こちらはTDP65W以上で8コア以上のプロセッサでパフォーマンスが顕著に低下する可能性があるそうで、こちらは今月中に修正アップデートを提供する予定とのこと。
[via 窓の杜]
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