米Amazon、大型の壁掛け式「Echo」やサウンドバーなどを開発中

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米Amazon、大型の壁掛け式「Echo」やサウンドバーなどを開発中

Bloombergが、社内文書や関係者からの情報として、米Amazonが開発中の新型「Echo」などの新しいデバイスに関する情報を報じています。

各デバイスや分野ごとの詳細をまとめると下記の通り。

大型の「Echo」

まず、同社はコードネーム「Hoya」と呼ばれる約15インチのディスプレイを搭載した新型「Echo」を計画しており、壁に掛けたり、スタンドを使ってテーブルの上に置いたりすることができ、家電製品や照明、鍵などを操作するスマートホームのコントロールパネルとして設計されている模様。

また、Amazonに注文した商品の状況を確認したり、天気、タイマー、カレンダー、写真などのウィジェットを表示出来るユーザーインターフェイスを採用しているようです。

このデバイスは今秋か来年の発売を目指して開発されていたようですが、現地時間9月28日に開催される発表イベントで発表されるのかは不明です。

家庭用ロボット

数年前からコードネーム「Vesta」と呼ばれるAlexaインターフェイスを採用した家庭用ロボットの開発にも取り組んでいるものの、現在、ジェフ・ベゾス会長を含むスタッフからは、その実現性に対する懸念が寄せられており、発売されるかどうかが不透明な状況のようです。

数ヶ月前に従業員の家で試作機のテストが開始されており、7インチや10インチのディスプレイを搭載し、ユーザーの後ろをついてまわり、カレンダーの予定を教えてくれる機能が搭載されているようですが、腕がなく、階段を昇降することが出来ない他、社内ではディスプレイ付きのAlexaがユーザーの後ろをついて回ることの有用性を疑問視する声もあるそうです。

もし、このロボットが正式に発売されるとしても、少量生産で高価格になる可能性が高く、初期モデルで約1,000ドルになると予想されています。

サウンドバーと自動車関連

テレビ用のサウンドバーも開発しており、当初2021年に発売する予定だったものの、間に合わない模様。

Amazoが開発中のサウンドバーは、「Harmony」というコードネームで前面にカメラを搭載しており、テレビを利用してビデオ通話が可能になるようです。

また、コードネーム「Marion」と呼ばれる「Echo Auto」の第2世代モデルの開発にも取り組んでおり、デザインが刷新され、ユーザーの端末(スマホなど?)を充電する機能も搭載されるかもしれません。

さらに、自動車メーカーとも緊密な関係を築いており、より多くの車にAlexaを標準搭載する方向で交渉を進めているようです。



スピーカーとウェアラブル製品

Amazonは昨年にEchoシリーズの各製品を刷新しましたが、今年はこれらデバイスの大幅なアップデートは計画しておらず、2022年に向けてアップデートを計画しているようです。

また、昨年にフィットネスバンド「Amazon Halo」以外にも、ウェアラブル製品をより大きく展開することを検討しており、子供向けのモデルや転倒を検知して行動を監視する高齢者向けモデルなど、様々な新製品を社内で検討しているようですが、いずれの製品も開発はまだ始まったばかりのようです。

カスタムチップなど

同社は「Echo」の将来のモデル向けに新しいカスタムチップを開発している他、AlexaとFire TVのOSの連携改善など、製品同士の連携をよりスムーズにすることにも注力しているようです。

9月29日に発表イベント開催

米Amazonは現地時間9月28日午後12時(日本時間9月29日午前1時)より新製品の発表イベントを開催しますが、デバイス、機能、サービスに関する発表を行うことが明らかにされているものの、その詳細は不明で、もしかしたら上記のうちのいくつかの製品に関する発表があるのかもしれません。

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