Adobe、「Illustrator」のiPad版に透明グリッド表示などの新機能を追加
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本日、Adobeが、「Illustrator」のiPad版の最新リリースではタッチ操作やスタイラス描画を活用した機能強化を行ったことを発表しています。
まず、「塗りブラシ」ツールに新しく追加された「テーパー」(ブラシ運びの「入り」と「抜き」の表現)オプションにより、自然な見た目のパスを作成し、描画の精度を高められるようになっており、このオプションは塗りブラシツールを選択すると表示されます。
また、Illustratorテンプレート(.ait)のサポートが追加されており、Adobe Stockやその他のマーケットプレイスから作業のベースとなるテンプレートを入手してセットアップの手間を省けるようになりました。
さらに、背景に市松模様の「透明」パターンを表示することで、アートワーク上で透明度が適用されている領域(塗り、線、あるいは半透明なオブジェクトなど)を簡単に識別できる「透明グリッド」が追加された他、画面右上からアクセスできる「公開と書き出し」コマンドに、解像度の設定、アートボードの選択のほか、印刷やスクリーンなど、最終出力のニーズに合わせてより直接的に書き出せるオプションが追加されています。
なお、記事投稿時点ではまだアップデートはリリースされていないようなので、少し時間を置いてから再度確認することを推奨します。