iFixit、「iPhone 12 mini」の分解レポートを公開
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本日、iFixitが、「iPhone 12 mini」の分解レポートを公開しています。
「iPhone 12 mini」は本体サイズが小さい為、Tapticエンジンが小型化されており、サイズは15.14mmx10.9mmx3.44mmで「iPhone 12/12 Pro」のものよりも25%小さくなっています。
また、「iPhone 12」シリーズは米国版のみ5Gのミリ波(mmWave)に対応しており、「iPhone 12 mini」のロジックボードは米国版と欧州版で形状やチップの位置は同じであるものの、米国版はmmWave対応のチップなどが追加されています。
RAMはMicron製、フラッシュメモリはKioxia製(旧東芝メモリ)となっており、5G対応のモデムチップはQualcommのSnapdragon X55(SDX55M)が搭載されていることが分かり、バッテリー容量は8.57Whで本体の大きさが近い「iPhone SE (第2世代)」の6.96Whよりも多くなっています。
なお、修理し易さを示すスコアは10点満点中6点(点数が高い方が修理し易い)で、ディスプレイとバッテリーが交換し易く設計されていることやほとんどの部品が個別にアクセスおよび交換可能なようにモジュール化されている点がプラス点として挙げられており、リアケースを覆っているガラスが割れやすく、交換出来ないことがマイナス点として挙げられています。