「Surface Book 3」の15インチモデルの各種比較ベンチマーク
Microsoftは6月5日に「Surface Book 3」を発売予定で、現在は予約受付を実施していますが、Windows Centralが、その「Surface Book 3」のCore i7搭載モデルのベンチマークレポートを公開しています。
「Surface Book 3」にはIntelの第10世代Coreプロセッサである「Core i5-1035G7」(13.5インチモデルのみ)と「Core i7-1065G7」が搭載されており、GPUは13.5インチモデルはIntel Iris Plus Graphics(Core i5モデル)とNVIDIA GeForce GTX 1650(Core i7モデル)が、15インチモデルにはNVIDIA GeForce GTX 1660がそれぞれ搭載されています。
今回ベンチマークデータが公開されたのは、15インチモデルで、「Surface Book」の旧モデルや他の「Surface」シリーズなどと比較されています。
まず、CPUの性能に特化したベンチマークアプリ「GeekBench 5」のスコアはシングルコアが1298、マルチコアが4511となり、前モデルである「Surface Book 2」と比較して15〜25%の性能向上となっています。
(Windows Centralでは「GeekBench 5」と「GeekBench 4」のスコアが逆になっている)
次に、総合ベンチマークソフト「PCMark 10」のスコアは4393で、「Surface Book 2」と比較して4%だけの向上となっています。
さらに「Geekbench 4.0 OpenCL」を用いたGPUのベンチマークでは、スコアは233,528となり、こちらは約76%の性能向上となっています。
Microsoftは「Surface Book 3」のCPU性能について、「Surface Book 2」より 50% 速い速度を実現と案内していますが、今回の結果から15インチモデルは関してはそこまでの性能向上はないようです。ただ、GPUに関しては大幅な性能アップとなっています。
なお、Windows Centralには、他にもストレージの読み込み・書き込み速度の比較結果なども掲載されているので、是非ご覧下さい。
・Surface Book 3 – Microsoft Store
https://taisy0.com/2020/05/07/121393.html
https://taisy0.com/2020/05/06/121388.html
https://taisy0.com/2020/05/06/121366.html