MicrosoftとQualcomm、ARM版「Windows 10」を正式発表 ー HPとASUSが同OS搭載2 in 1 PCも発表
本日、MicrosoftとQualcommが、ハワイで開催した「Qualcomm Snapdragon Summit」において、ARM版「Windows 10」を正式に発表し、同OSを搭載した2in1 PCも発表しました。
発表されたのは米HPの「HP ENVY x2」と台湾ASUSの「NovaGo」の2モデルで、いずれもLTE通信をサポートし、常時接続環境を備えた「Always Connected PC」である他、長時間のバッテリー駆動時間が特徴となっています。
また、OSにはx86エミュレーションで稼働する「Windows 10 S」を搭載し、フル機能の「Windows 10」にも無料でアップグレード可能とのこと。
(アップグレード可能期間などは不明)
なお、両製品の主要スペックは下記の通りで、両製品ともタブレットモードでも利用出来る2in1ノートとなっています。
HP ENVY x2
・CPU:Snapdragon 835
・ディスプレイ:12.3インチ
・RAM:最大8GB
・ストレージ:最大256GB
・リアカメラ:1300万画素
・フロントカメラ:500万画素
・ポート:USB Type-C×2、microSDカードスロット
・厚さ:6.9㎜
・重さ:約700g
・バッテリー駆動時間:オフライン動画を20時間再生可能
・価格:未発表
・発売時期:2018年春
ASUS NovaGo
・CPU:Snapdragon 835
・ディスプレイ:13.3インチ
・RAM:最大8GB
・ストレージ:最大256GB
・フロントカメラ:100万画素(リアカメラ非搭載)
・ポート:USB 3.1×2、HDMI×1、microSDスロット
・サイズ:316×221.6×14.9㎜
・重さ:1.39㎏
・バッテリー駆動時間:約22時間
・価格:4GB/64GBモデルで599ドルから
・発売時期:未定
今回は発表されなかったものの、中国のLenovoも来年1月に開催される「CES 2018」で「Always Connected PC」を発表する予定です。
[via The Verge]
コメント
コメント一覧 (10件)
ついに製品来たか。
バッテリ20時間とかはカタログスペックだから実際はそこまで動かんだろうが、小さいマシンでかなり長持ちするな。
ただ、同じ時にSnapdragon 845発表されてたからなんだかなーという気はしてしまう。
LTE対応ってことはそれなりに維持費かかると思うけど、その辺が気になるな。
PCだとどうしてもスマホに比べて扱うデータ量大きいし。
A11 bionicチップでWindowsが動いたら最強になるのに
低速なSnapdragonだからなあ
えっとA11とSnapdragonを直に比較したベンチなんて存在してないと思いますが?
iOSとandroidじゃあ、CPUへの最適化度が違うと思いますし、何をもってして低速と仰られてるのか汗
仕事でPC導入してるけど
政府機関はWindows10ガン無視で今も7の導入を求めてくる。
教育機関や企業ではiOSデバイスが増えてきた。
このOSの存在価値ってなんなんだろうな。
そんなことはない。
数で体感しちゃってるから無いと言われてもねえ……
Windows7のAero無効クラシックモード、壁紙青色ブルーバックは政府機関の定番商品だよ。
サポート期限も迫る中未だ新規で数百単位のオーダー来る。
という設定なんでしょ?
横レスだけど官公庁はPCのOS更新は拒否してくるよ。
10がOSとしてダメという理由ではなくソフト側の制限でなんだけど。
10Sってproにアップデート出来るようにして売ってるよね
つまりそういうこと