Microsoft、ARMベースの「Windows 10」を2017年に投入へ − Win32アプリが動作

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本日、Microsoftが、開催中の「WinHEC Shenzhen 2016」にて、ARMベースの「Windows 10」を2017年に投入することを発表しました。

Microsoft、ARMベースの「Windows 10」を2017年に投入へ − Win32アプリが動作

ARM版「Windows 10」は「Windows 10 Mobile」ではなく、エクスプローラーやMicrosoft Edge、タスクマネージャー、Cortanaなどの「Windows 10」のフル機能を備えており、ARMバイナリのデスクトップアプリを実行できるほか、x86バイナリのWin32アプリもエミュレーションで動作させることが可能です。

また、ARM版Windowsと言えば過去に「Windows RT」がありましたが、「Windows RT」との違いはサードパーティのデスクトップアプリが実行可能であることとなっています。

なお、パートナーはQualcommで、下記映像はQualcommのSnapdragonを搭載した端末でのデモ映像となっており、同OSを搭載した端末は2017年後半に発売される予定です。

【UPDATE】
一部内容を補足させて頂きました。

[via PC Watch

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コメント

コメント一覧 (11件)

  • 話半分で聞いてたリーク報道がマジだったとは

    現地の記者の話だとエミュなんでパフォーマンスが必要なタイトルは引き続きx86に留まるだろうけど
    office系や軽いアプリなら問題ないらしいので、
    たぶん安価な窓ノートPCの大半はARMに置き換わるんじゃないかと思う。
    ソフトバンクは大勝利とかいう次元じゃないな

  • 噂されているSurfacePhoneのOSはこれがベースになるのかな?
    今後は低価格なWindowsタブレットはARMに置き換わって、Atom系タブレットは廃止される可能性がありますね。
    ApolloLakeは2in1向けなので、純粋なタブレットでは採用されないでしょうし。
    しかし、W10Mとの住み分けや機能の統合はどうなるのか気になります。

    • W10Mは機能制限版かもしれませんね。あの小さい画面でx86アプリを動かすことはまずないでしょうし。

      • Continuumがあるじゃん。
        まぁ、Phoneだとクロックあげられなさそうだから、やらないかもだけど

  • intelもARM製造するしデータセンター向けCPUの比重が高まってるとはいえ、少なくない影響は受けそう。

  • WinRTの時に何故それをしなかったのか。
    Microsoftは相変わらずビジネスがちょっと下手な時がある

    • 結構待たされたな

      8&RTのときにできてたはずなんだよなぁ

    • 下手というよりは、タイミングがいつも遅くなるんだよ。
      MSが描くビジョンは、いつも大体正解だと思う。
      ただ、MSが描いたビジョンを実現させるために必要な周囲の環境が整うのに数年から十数年の歳月が必要がケースが多いってこと。
      まぁ、巨大資本を背景に気長に時間をかけて描いたビジョンを微調整しながら軟着陸させるのはMSのお家芸みたいなもんだし。今までそれでビジネスを成功させてるわけだから下手ってことはないだろ。

    • そこはmouseやドスパラ等の国内メーカーに頑張って欲しいのですが、期待するだけ無駄かな…。

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