「iPhone 6s」の「A9」プロセッサの動作周波数は1.85GHzで、引き続きデュアルコアか
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WCCF Techなどによると、中国のWeibo(1/2)にて、「iPhone 6s」に搭載される「A9」プロセッサのスペックやベンチマークスコアに関する情報が投稿されている事が分かりました。
その情報によると、「iPhone 6s」に搭載される「A9」プロセッサのGeekBenchのベンチマークスコアは、シングルコアで2090、マルチコアで3569になり、3Dグラフィックス性能のベンチマーク「GFXBench」の結果は、MANHATTANのオフスクリーンで30.3、T-REXのオフスクリーンで66となっているそうです。
この事から、「A9」プロセッサは、「iPhone 6」に搭載されている「A8」プロセッサに比べ、CPUで28.5%、GPUで60%の性能アップになっているとのこと。
また、「iPhone 6s Plus」用なのか、次期「iPad」シリーズ用なのかは不明なものの、「A9X」プロセッサのGeekBenchのベンチマークスコアも報じられており、シングルコアで2109、マルチコアで5101となっています。
これらの情報の出所などが不明な為、どこまでが本当なのかは不明ですが、今回の情報と「iPhone 6」及び「iPad Air 2」の各ベンチマークスコアをまとめたのが下記の表になり、「A9」プロセッサのマルチコアのスコアがトリプルコアの「A8X」プロセッサよりも低い事を考えると、「A9」プロセッサはデュアルコアのままなのかもしれません。
iPhone 6s(A9) | A9X | iPhone 6(A8) | iPad Air 2(A8X) | |
動作周波数(コア数) | 1.85GHz(2コア?) | ー | 1.4GHz(2コア) | 1.5GHz(3コア) |
RAM | 1〜2GB(?) | ー | 1GB | 2GB |
GeekBench(シングルコア) | 2090 | 2109 | 1630 | 1812 |
GeekBench(マルチコア) | 3569 | 5101 | 2921 | 4477 |
GFXBench (MANHATTAN) |
30.3 | ー | 17.8 | 32.4 |
GFXBench (T-REX) |
66 | ー | 42.3 | 70.4 |
なお、「A9」プロセッサについてはこれまでにも様々な情報が出てきており、下記の関連エントリもご覧下さい。