「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」の液晶の残像問題は依然として解決していない模様
以前に「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」の一部のユーザーから残像現象が発生する不具合が報告されており、その原因はLG製のパネルにあるようだとお伝えした事がありますが、MacRumorsによると、「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」が発売されてから約3ヶ月経った今も同問題を報告するユーザーが後を絶たないようです。
なお、Appleは『Apple ディスプレイへの画像の焼きつきを防ぐ』というサポートドキュメントを公開しており、同モデルで採用されているIPSディスプレイの特徴として残像現象は正常な動作である事を案内しています。
IPS ディスプレイでは、ログイン画面などの同じ画像を長時間画面に表示し続けると、新しい画像に切り替えても前の画像の残像がわずかに残っていることがあります。これは、「焼きつき」「残像」または「ゴースト」と呼ばれます。IPS ディスプレイではこれは正常の動作で、わずかに残った画像は時間が経つと消えます。
ただ、通常は2~3分で残像は消える事が多いものの、同問題では長い場合で5分ほど残るとの報告もあり、もし問題がある方はAppleも交換対応を行っているので、一度Appleのサポートへ連絡してみる事をお勧めします。
また、Appleが『Apple ディスプレイへの画像の焼きつきを防ぐ』というサポートドキュメントでも画像の焼きつきを防ぐ方法が記載されていますので、ご参考まで。
【関連エントリ】
・「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」のディスプレイに関する問題はLG製パネルが原因か?!
・一部の「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」で発生する残像現象を撮影したビデオ
・Apple、「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」のゴースト問題に対し、交換で対応か?!(旧ブログ)