「Mountain Lion」でのバッテリー寿命低下問題、「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」は影響無し
昨日にMacObserverが「MacBook Pro (Early 2011)」での「OS X 10.8.x」のバッテリー駆動時間の比較テスト結果を公開していましたが、本日、MacObserverが、新たに「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」で同様のテストを行った結果を公開しています。
そのテスト結果をまとめたグラフが下記画像で、「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」の場合は「OS X 10.8」と「OS X 10.8.1」の比較のみとなっており、前回行われた「MacBook Pro (Early 2011)」でのテストとは違い、「OS X 10.8」より「OS X 10.8.1」の方がバッテリー駆動時間が若干短くなる結果となっています。
Appleが発表している「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」のバッテリー駆動時間はワイヤレスインターネット閲覧時で最大7時間となっているのですが、今回のテストでも「OS X 10.8」は6時間53分、「OS X 10.8.1」は6時間40分とほぼAppleの仕様通りとなっている事が分かります。
また、今回のテスト結果から「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」は「Mountain Lion」でのバッテリー寿命低下問題の影響は受けていないものと考えて良さそうで、更に、以前にRazorianflyが行ったアンケート調査の結果によるとこの問題は特に2011年モデルで報告されている事が判明していましたが、今回のテストはその事が裏付けられる結果になったようです。
なお、MacObserverでは、現在「MacBook Air (Mid 2011)」でのテストも行っており、明日にも結果が公開される予定ですので、また公開され次第お伝えしたいと思います。
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