「SOUNDPEATS Air6 Pro」 レビュー|ボーカル重視の新チューニング採用ワイヤレスイヤホンだが、スペック面も順当に進化

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「SOUNDPEATS Air6 Pro」 レビュー|ボーカル重視の新チューニング採用ワイヤレスイヤホンだが、スペック面も順当に進化

SOUNDPEATSが先日発売した最新の完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Air6 Pro」をメーカーより提供頂いたので紹介します。

「Air6 Pro」は、軽さと音質を追求したカナル型の完全ワイヤレスイヤホン「Air」シリーズの最新モデル。「Air」という名が付いている通り、片側約4.5gの軽量設計に加え、ブランド独自の音質向上アプローチ「Air Series Tuning Gen2」を採用したことが特徴。

また、SOUNDPEATSと言えば昔からコスパの良いイヤホンを販売しているメーカーといった感じですが、「Air6 Pro」もセールだと8,000円台と1万円を切る価格ながら、最大58dBのノイズ低減を実現したアダプティブノイズキャンセリング、高音質コーデックやハイレゾ対応、Dolby Audio対応、マルチポイント接続、装着検知、低遅延モード、ワイヤレス充電対応、軽量設計、長時間再生対応などなど、いつもながら高機能でコスパの良いモデルとなっています。

詳細は以下から。

目次

特徴や仕様

ボーカルの質感や楽器の自然な分離感を実現する同社独自の新技術「Air Series Tuning Gen2」を採用ている他、新開発でPU(ポリウレタン)およびPMI(ポリメタクリルイミド)による複合素材を採用した11mm振動板ドライバーを搭載し、迫力ある低音から伸びやかな高音までバランスのよいサウンドを実現しているのが特徴。

冒頭でも説明した「Air Series Tuning Gen2」は、ボーカルの質感や楽器の自然な分離感を実現する同社独自の新しいサウンドチューニングで、自然な質感や繊細な息遣いまで描き出す中域を中心に、締まりのある低域が厚みと躍動感を支え、高域はディテールを保ちながらも聴き疲れしにくいバランスに仕上げられています。

また、硬度と軽さが特徴のPU(ポリウレタン)と内部損失特性に優れ高強度を誇るPMI(ポリメタクリルイミド)による複合素材を採用した振動板と、同社のカナル型完全ワイヤレスイヤホンとしては最大級の11mmダイナミック型ドライバーを搭載し、迫力ある低音から伸びやかな高音までバランスのよいサウンドを実現しているのが特徴。

アクティブノイズキャンセリング(ANC)は、フィードフォワード+フィードバックのハイブリッド方式で、片側4基ずつ計8基の高性能小型マイクを配置しており、最大58dBの騒音低減という高いノイズ低減効果を実現しています。外音取り込み(パススルー)モードの他、風切り音低減モードも用意されています。

BluetoothチップにはQualcommの「QCC3091」を搭載し、Bluetooth 6.0とワイヤレスサウンドプラットフォームの「Snapdragon Sound」に準拠する他、aptX Adaptive / aptX Lossless / LDAC / LC3 / AAC / SBCといった多数のコーデックをサポートし、ハイレゾワイヤレス認証も取得済みで、Dolby Audioにも対応しています。

バッテリーに関しては、連続再生時間はイヤホン単体で最大12時間(AAC/60%音量/通常モードの場合)、充電ケース併用で最大52時間となっており、10分の充電で4時間の再生が可能な急速充電のほか、ワイヤレス充電にも対応。

主な仕様

ドライバー構成11mm PU+PMI複合振動板
BluetoothBluetooth 6.0
対応コーデックaptX/aptX Lossless/aptX Adaptive
LDAC/LC3/AAC/SBC
対応プロファイルHSP,HFP,A2DP,AVRCP
ハイレゾ認定
Dolby Audio
ANCアダプティブANC
最大-58dB
連続再生時間
(イヤホン単体)
最大12時間
連続再生時間
(充電ケース利用)
最大52時間
バッテリー容量イヤホン:60mAh
充電ケース:600mAh
ワイヤレス充電
急速充電10分の充電で4時間再生可能
防水規格IPX5 (イヤホンのみ)
重さイヤホン(片耳):4.82g
充電ケース込み:51.95g
カラーブラック

外観デザイン等

本製品のカラーラインナップは現時点ではブラックモデルのみとなっており、充電ケースの形状はワイヤレスイヤホンでは良くある楕円系の丸みを帯びたデザインで、表面はマットな質感が採用されており、前面にLEDインジケーターを搭載。

「SOUNDPEATS Air6 Pro」 レビュー|ボーカル重視の新チューニング採用ワイヤレスイヤホンだが、スペック面も順当に進化

背面のヒンジ部分には、同社の他のモデルと同じく「SOUNDPEATS」のロゴの装飾があり、下部にはUSB-Cポートとペアリング用のボタンが搭載されています。

充電ケースは前面が大きく開口するタイプで、充電ケースの開閉やイヤホンの取り出しや収納は手の大きい筆者でも問題なく、収納時はある程度まで収納するとマグネットで引きつけてくれる仕組み。

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イヤホン自体のデザインはステム(棒状の部分)があるイヤホンとしてはオーソドックスな形状。本体部分は光沢のあるブラックを基調としたカラーリングで、ステム部分にはマットなブラックと光の当たり方次第ではパープルに見えるようなカラーリングが採用されています。また、ステム部分の側面には「Hear the difference(その違いを耳で感じて)」といったキャッチフレーズが刻印されています。重さは片耳4.5gと軽いのも特徴です。ただ、光沢のある箇所は少し指紋が目立ちやすいのがネックでしょうか。

「SOUNDPEATS Air6 Pro」 レビュー|ボーカル重視の新チューニング採用ワイヤレスイヤホンだが、スペック面も順当に進化

ノズルは楕円形ノズルを採用する他、イヤーピースも専用の物となっており、ノズル形状だけでなく、装着感やノイズ低減性能にも関わるのでサードパーティのイヤーピースに交換する場合は注意が必要。

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同梱品は左からイヤーチップ、USB-C – USB-Aケーブル、説明書類といった構成で、イヤーチップは元々イヤホンに装着されていたものを含めると計5サイズが用意されており、耳の穴の大きさの違いに備え、様々なユーザーに対応出来るようになっているのは嬉しいところ。

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装着感

「SOUNDPEATS Air6 Pro」の装着感に関しては、耳穴の奥にしっかりと入れるタイプですが、圧迫感はなく、本体の軽さも相まって軽快な装着感が特徴。また、女性でも耳から大きく飛び出すようなこともなく、綺麗に収まってくれる感じの形状となっています。

イヤーピースのサイズを間違っていなければ頭を振って落ちるようなこともなく、個人的にはAppleの「AirPods Pro」シリーズよりもしっくりくる感じで、安定性がある印象でした。

また、本モデルでは新たに装着検知を搭載しているので、片方のイヤホンを耳から外すと音楽の再生が自動でストップしてくれます。逆に装着した際も自動で再生を再開してくれます。

音質等

音質面はLDACはオン、イコライザーは標準、Dolby Audioはオフの状態で試聴してみましたが、全体的にバランスの取れた音質といった印象。

低音も広域もそれなりにしっかりと出ていることに加え、ボーカル表現を軸に開発したサウンドチューニング「Air Series Tuning Gen2」を採用していることもあり、ボーカルを中心に聴かせてくれる音質となっており、ボーカルの声も繊細な息遣いまで感じることが可能で、長時間聴いていても聴き疲れしにくい仕上がりとなっています。

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ノイズキャンセリング機能については、最大58dBのノイズ低減を実現しているというだけあって、かなり強力で、オンにした瞬間の圧迫感も少なくなっています。また、「自動適応」「室内」「屋外」「屋外交通」「風切り音低減」と様々なモードが用意されており、使う場面によって切り替えることが可能ですが、「室内」と「屋外」は違いがあまり分からず、基本的に「自動適応」で十分かと。

「風切り音低減」は通常のノイズキャンセリング性能が少し犠牲になるものの、風切り音を低減する形なので、外でランニングする際などに向いています。(イヤホンをつけて周りの音が聞こえない状態での自転車の運転は道路交通法違反になるので注意)

外音取り込みモードについては、標準モードとボーカルブーストモードの2種類が用意されており、まず標準モードはオンにしてもかなり自然な感じな印象で、イヤホン経由で音を聴いている感じがなく、イヤホンを着けていない状態と大きく変わらない印象です。同社のイヤホンは過去にもいくつか試用していますが、外音取り込みモードの自然さは特徴の1つでもあります。ボーカルモードはより人の声を強調したような感じで、テレビの音声なども僅かですが強調されるので、家の中などで使うと良いと思います。

なお、同社の従来製品と同じくイコライザー機能も搭載されており、用意されている複数のプリセットから選択したり、各帯域・音量の聴力検査を複数回行い、使用するユーザーに合ったイコライザーに設定してくれる「適応型イコライザー」、ユーザー自身で自由に設定出来る「カスタムイコライザー」が用意されているので、自分好みの音質に調整することが可能です。

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また、対応コーデックはaptX Adaptive / aptX Lossless / LDAC / LC3 / AAC / SBCといった感じで、この価格帯では十分過ぎるレベルで、Snapdragon SoundやDolby Audioにも対応しており、様々な再生環境にも対応可能です。ただ、LDACは従来モデルと同じくデュアルデバイス接続(マルチポイント接続)やゲームモードとの併用は不可能です。

「SOUNDPEATS Air6 Pro」 レビュー|ボーカル重視の新チューニング採用ワイヤレスイヤホンだが、スペック面も順当に進化

その他の機能

公式アプリ「SOUNDPEATS」では他にも様々な機能が搭載されているのでさらっと紹介します。

搭載されている機能としては、タッチコントロールのカスタマイズ機能(無効化も可能)、通知音の言語や音量の設定、装着検出機能のオン/オフ、排水機能、ゲームモードのオン/オフ、イヤホンを探す、フィット感検出機能など。

「SOUNDPEATS Air6 Pro」 レビュー|ボーカル重視の新チューニング採用ワイヤレスイヤホンだが、スペック面も順当に進化

タッチ操作は左右個別に細かなカスタマイズが可能で、新たに搭載された機能としては排水機能があります。実際に使う場面はなかったですが、水に落としてしまった場合などに使用するものと思われます。

また、イヤホンを探す機能については、従来と同じくイヤホン本体から音を鳴らすことが可能な他、地図でもイヤホンの場所を表示してくれます。GPSは搭載されていない為、恐らくBluetoothベースのものと考えられ、精度などはあまり期待しない方が良いかもしれません。

まとめ

「SOUNDPEATS Air6 Pro」 レビュー|ボーカル重視の新チューニング採用ワイヤレスイヤホンだが、スペック面も順当に進化

本製品はメーカー曰く「スペックを競うことではなく、音楽そのものを楽しめること」を最優先に音作りを行ったモデルといった位置付けでしたが、確かに音質面に拘りが感じられるモデルとなっています。

スペック面に拘っていないと言いつつもほぼ全て入りで、前モデルの「Air5 Pro」からは新たにDolby Audio、Bluetooth 6.0、装着検知、ワイヤレス充電に対応するなど順当に進化しており、この価格帯としては十分過ぎるほどの高機能で、コストパフォーマンスの良さもしっかり引き継いでいるのも特徴。

なお、「SOUNDPEATS Air6 Pro」の通常価格は12,380円(税込)ですが、記事投稿時点では「Amazon スマイルSALE」で19%オフの9,980円で販売されており、更にクーポンコード「A6PLPSTA」を利用することで、セール価格より更に10%オフの8,000円台で購入可能です。

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