「Pixel Watch 4」は最も修理し易いスマートウォッチ|iFixitが分解レポートを公開
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iFixitが、Googleが発売したばかりの「Pixel Watch 4」の分解レポートを公開しています。
「Pixel Watch 4」は外観こそ昨年に発売された「Pixel Watch 3」とほぼ同じですが、内部構造は修理性を重視して完全に再設計されているのが特徴。
スマートウォッチは接着剤などで密閉されているものが多く、修理が難しい製品の1つですが、「Pixel Watch 4」はネジを外すだけで開封できる設計となっており、接着剤を剥がす作業を伴わないので、綺麗な状態で内部にアクセス可能です。

全てのネジには防水のためのOリングが付属しており、背面プレートの裏には壊れやすいフレキシブルケーブルではなくポゴピンを採用したバイブレーション用モーターがあり、このモーターもネジを外すだけで交換可能で、バッテリーも接着剤は一切使用されておらず、ネジとコネクタを外すだけで簡単に交換可能です。

ディスプレイもダイバーズウォッチのように接着剤ではなくOリングガスケットで固定されていて、IP68の防水性能を維持しつつアクセス性を確保しており、交換用ガスケットも近日中に発売される見込み。
メインボードには、Qualcomm Snapdragon W5+ Gen 2プロセッサや2GBのLPDDR4X RAM、32GBのNANDフラッシュなどが搭載されており、こちらも取り外しなどが容易な設計になっています。
なお、修理し易さを示すスコアは10点満点中9点という高得点となっており、iFixitでは市場で最も修理し易いスマートウォッチと評しています。
・The Pixel Watch 4 Is the Most Repairable Smartwatch on the Market – iFixit
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