新型Fire TV Stickか ー Amazonの2つの未発表デバイスがFCC認証を取得
AFTVNewsによると、Amazonの新型「Fire TV」とみられる2つのデバイスがFCC(米連邦通信委員会)の認証を取得したことが分かりました。
これら2つのデバイスは、どちらも「デジタル・メディア・レシーバー」としてAmazonからFCCに提出されたもので、1つ目はFCC IDは「2A4DH-6392」でモデルナンバーは「M3N6RA」、2つ目はFCC IDが「2A4DH-6387」でモデルナンバーは「K3R6AT」となっています。
FCCが公開した資料にはこれらデバイスが「Fire TV」であることを示す明確な言及はないものの、Amazonは過去の「Fire TV」でも「デジタル・メディア・レシーバー」という名称を使用してきた実績がある他、FCC提出に向けたテストではLG製のテレビまたはモニターに接続され、Bluetoothアクセサリー(おそらくFire TVリモコン)と一緒に使用されていることが明らかになっています。
また、今回明らかになった2つのデバイスの違いは、「M3N6RA」はWi-Fi6対応デバイスで、「K3R6AT」はWi-Fi6E対応デバイスとなっており、下記の3通りの新型「Fire TV」のペアではないかとみられています。
- 第4世代のFire TV StickとFire TV Stick Lite
- 第2世代のFire TV Stick 4KとFire TV Stick 4K Max
- 第2世代のFire TV Stick 4Kと全く新しいFire TV Stick 4K Lite
現在の「Fire TV」のラインナップは、2020年に発売された第3世代のFire TV StickとFire TV Stick Lite(日本未発売)、2018年発売の第1世代のFire TV Stick 4K(日本では販売終了)、2021年発売のFire TV Stick 4K Maxの4製品となっており、今回存在が明らかになった2モデルはWi-Fi6・Wi-Fi6Eに対応している為、4K対応デバイスと予想され、少なくとも1つは第2世代のFire TV Stick 4Kで、もう1つはFire TV Stick 4K LiteかFire TV Stick 4K Maxの新モデルになると予想されています。
なお、米Amazonは現地時間n9月20日に発表イベントを開催する予定で、その場でこれら新製品が発表されるものと予想されます。
これら新製品が日本でもすぐに発売されるのかは不明ですが、「Fire TV Stick」シリーズの購入を検討している方は、少なくとも9月20日までは購入を見合わせた方が良いかもしれません。