米Microsoft、同社2023年第4四半期の業績を発表 ー 全体では増収増益もWindows/Surface/Xbox部門は引き続き不調

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米Microsoft、同社2023年第4四半期の業績を発表 ー 全体では増収増益もWindows/Surface/Xbox部門は引き続き不調

本日、Microsoftが、同社2023年第4会計四半期(2023年4~6月)の業績を発表し、売上高は前年同期比8%増の561億8,900万ドル、純利益は同20%増の200億8,100万ドルとなりました。

セグメント別の売上高は下記の通りで、「Productivity and Business Processes」はOfficeとDynamics、「Intelligent Cloud」はサーバやAzure、「More Personal Computing」はWindows、ハードウェア、Xbox、検索が含まれています。

  • Productivity and Business Processes:182億9000万ドル(前年同期比10%増)
  • Intelligent Cloud:239億9000万ドル(同15%増)
  • More Personal Computing:139億500万ドル(同4%減)

引き続き、AzureやTeamsなどのクラウドサービスを担うIntelligent Cloud部門が好調で、Azureの売上高は26%増だったものの、以前に比べると伸びは鈍化してきています。

また、Productivity and Business Processes部門では、コマーシャル向けOffice製品/クラウドサービスの売上高が前年同期比12%増、コンシューマ向けOffice製品/クラウドサービスは同3%増で、コンシューマ向けMicrosoft 365の月間アクティブユーザー数は6,700万人で、前四半期比160万人増となりました。

なお、More Personal Computing部門は引き続き不調で、Windows OEMはPC需要の低迷の影響を受けて前年同期比12%減、Surfaceシリーズのハードウェアの売上高は同20%減と厳しい状況となっています。

Earnings Release FY23 Q4 – Microsoft

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