米Microsoft、同社2023年第2四半期の業績を発表 ー 全体では増収もWindows・ハードウェア関連部門は厳しい状況
本日、Microsoftが、同社2023年第2会計四半期(2022年10~12月)の業績を発表し、売上高は前年同期比2%の527億4,700万ドル、純利益は同12%減の164億2,500万ドルとなりました。
セグメント別の売上高は下記の通りで、「Productivity and Business Processes」はOfficeとDynamics、「Intelligent Cloud」はサーバやAzure、「More Personal Computing」はWindows、ハードウェア、Xbox、検索が含まれています。
・Productivity and Business Processes:170億200ドル(前年同期比7%増)
・Intelligent Cloud:215億800万ドル(同18%増)
・More Personal Computing:142億3,700万ドル(同10%減)
引き続き、AzureやTeamsなどのクラウドサービスを担うIntelligent Cloud部門が好調で、Azureおよびその他のクラウドサービスの売上高は31%増でした。
また、Productivity and Business Processes部門ではOffice 365とLinkedInが引き続き好調だったものの、前期よりは鈍化しており、コンシューマー向け「Microsoft 365」の月間アクティブユーザー数は前期比190万人増の6,320万人となっています。
なお、More Personal Computing部門は不調で、Windows OEMは半導体不足でPC製造自体が減少した影響を受けて39%減、Surfaceシリーズのハードウェアの売上高は39%減、Xbox関連の売上高も12%減と厳しい状況となっています。
[via Microsoft]