NTTドコモ、世界初のsub6周波数帯による5Gキャリアアグリゲーションを提供開始

本日、NTTドコモとQualcommが、sub6と呼ばれる3.7GHz帯と4.5GHz帯の周波数を束ねるキャリアアグリゲーション「sub6-CA」の提供を世界で初めて開始したと発表しました。

「sub6-CA」は、Qualcommの「Snapdragon 865」と「Snapdragon X55 5G モデム-RFシステム」を搭載している端末で利用可能で、3.7GHz帯と4.5GHz帯の周波数帯でそれぞれ100MHzの帯域幅を束ねることで、5Gで下り最大4.2Gbpsの高速通信が可能となり、2020年9月からドコモでサービスを開始した28GHz帯に加え、「sub6-CA」を活用しながら下り最大4Gbpsを超える高速通信が可能なエリアを展開していくとのこと。

なお、対応機種は下記の通りで、ソフトウェアアップデートにより受信時最大4.2Gbpsに対応予定です。

• Xperia 5 II SO-52A
• Galaxy Note20 Ultra 5G SC-53A（2020年12月対応予定）
• Wi-Fi STATION SH-52A（2020年度冬以降対応予定）