【レビュー】SimplismのiPhone 16 Pro用極薄＆超薄型クリアケース｢LIGHT SHIELD｣

トリニティが「Simplism」ブランドから発売しているiPhone 16 Pro用ケース「AIR-REAL INVISIBLE」を提供頂いたので紹介します。

「AIR-REAL INVISIBLE」は厚さ0.6㎜の極薄＆超軽量クリアケースで、iPhone 16 Proのデザインを損なわず、ギリギリまでケースを薄くすることで、装着感のないケースを実現しており、iPhoneを守りたいけれど、ハードなケースや分厚いケースはつけたくないというユーザーにオススメのケースとなっています。

素材はハードなプラスチック製で、厚さ0.6㎜、重さ10.7gと非常に薄く、軽い為、割れてしまわないか心配になるほど。超薄型と言えばポリプロピレンを使った厚さ0.3㎜のケースもあるものの、ポリプロピレンのケースは着け外ししているうちに伸びてくるのですが、本ケースはそういった心配はありません。

ハードケースな上に薄い為、装着する際に割れないか心配になりますが、カメラ部分から先に入れていくことで割れずに装着出来ます。また、表面は指紋が付きやすい印象。

写真では分かり難いですが、前面はケースのエッジ部分がディスプレイのガラス面よりも高くなっており、ディスプレイ面を下に置いても当たらない仕組み。

さらに、レビュー機にはSimplismのフルカバーフレームタイプの保護ガラス「FLEX 3D」シリーズを貼っていますが、同ブランド製の全ての保護フィルム・ガラスには干渉しないように設計されているので、併用することでほぼ全面を保護可能です。ただ、他のケースに比べるとエッジ部分の飛び出しは少なく、保護ガラスなどを貼るとほぼ面一の高さになる為、ディスプレイ面を下に向けて置く場合は保護ガラスに注意する必要がありそうです。また、素材の性質上仕方ないのかもしれませんが、ケースのエッジ部分の処理が甘く、画面端からスワイプ操作をする際に指が引っかかる感があるので、このあたりはもう少し改善が必要かと思いました。

リアカメラのレンズ周りのギリギリまでガードしてくれる設計で、レンズ周りも高く縁取りされており、レンズ側を下向きに置いても当たらないようになっています。

側面のボタンの部分は各ボタンごとに押しやすさの為にU字型にスリットが入っています。ただ、U字型なので押しても凹まない箇所があり、スリットの付け根部分を押すと反応しないこともある為、思い切って完全な穴開け加工でも良かったのかも。

カメラコントロールボタンの箇所は穴あけ加工が施されていますが、ボタンとほぼ同じ大きさの穴しか開いていない為、ケースを着けていない状態に比べるとかなり操作し難い印象。操作できなくはないですが、指の先で押すような形になり、慣れが必要かもしれません。

他のケースのレビューでも書いていますが、このカメラコントロールボタンについては、「設定＞アクセシビリティ＞カメラコントロール」において、各項目を下記の設定にすることで扱い易くなるのでオススメです。

下部はスピーカー部分はメッシュ状に穴が開けられており、USB-Cポートの部分は約13㎜×7㎜ほどの開口部が設けられており、ケース自体も薄い為、干渉するケーブルは少ないと思います。本製品はストラップ用の穴はありません。

MagSafeには非対応ですが、ケースが薄いので一応ひっつきます。ワイヤレス充電に関しては特に問題なく利用可能で、MagSafeタイプのワイヤレス充電器であれば揺らすことがなければ落ちずに使用することは可能。

最後に、本ケースの最大の問題点というかケースの設計上仕方ないのですが、一度着けると取り外すのに苦労します。個人的には同じようなギリギリの設計のケースを含む色んなケースを使ってきた経験があるので何とかなりますが、コツとしてはカメラレンズ部分に指を入れてカメラ左上の角を外し、その次に左下（カメラの下）の角を外すと取り外し易いです。

なお、「AIR-REAL INVISIBLE」はiPhone 16 Proだけでなく、iPhone 16とiPhone 16 Pro Maxに対応したモデルも用意されており、価格はiPhone 16/iPhone 16 Pro向けが2,280円（税込）、iPhone 16 Pro Max向けが2,380円（税込）となります。

トリニティの公式ストアの他、Amazonや楽天市場などで購入可能です。