Anker、モバイルバッテリー2製品の回収および交換を実施 ｰ 発火等の事象が発生する可能性がある為

本日、Ankerが、モバイルバッテリーの2製品について海外で発火等の事象が発生していることが判明したことから、製品の回収および交換対応を実施することを発表しました。

対象となる製品は「Anker Power Bank（20000mAh, 22.5W, Built-In USB-C ケーブル）」と「Anker 334 MagGo Battery（PowerCore 10000）」の2製品で、日本国内では発火等の事象は現時点で発生していないものの、今後の被害拡大防止を第一に考え、製品の回収と交換を実施するとのこと。

原因は、同社が委託するセル製造サプライヤーでのバッテリーセルの製造過程において、負極集電体とタブリード（電極と外部の回路を接続するための端子）の溶着時に、サプライヤー側の現場判断でAnkerグループの規定を超えて摩耗したホーンを使用した結果、該当箇所の固定が不十分なセルが一部発生し、負極集電体とタブリードの溶着不足による熱収縮が起こり、内部短絡に繋がりえる状況が発生したまま出荷されてしまった為。

問題の製品を購入済みで、下記の対象販売期間に該当する場合、公式ページのオンライン受付フォームよりシリアルナンバーを入力のうえ、対象と判別された製品は回収および交換対応が行われます。

なお、詳細は下記のページをご覧下さい。

・モバイルバッテリー回収・交換受付フォーム – Anker