「Nothing Chats」の共同開発元の「Sunbird」もサービスを停止 ー エンドツーエンドで暗号化されていないとの指摘
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先日、NothingがAppleのiMessageに対応したメッセージアプリ「Nothing Chats」のベータ版を一部の国で公開したものの、プライバシーに関する重大な懸念が明るみになったことから公開から1日で配信およびサービスを停止する事態となりましたが、その「Nothing Chats」のベースとなった「Sunbird」もサービスを一時停止したことが分かりました。
「Sunbird」は2022年後半にAndroid向けのiMessage対応アプリを発表し、クローズドアルファ版として提供されてきましたが、同社の技術を採用した「Nothing Chats」でプライバシーの問題が明らかになったことから、「Sunbird」も当面の間サービスを停止することをユーザーに案内しています。
「Nothing Chats」はエンドツーエンドで暗号化されていることを謳っていたものの、実際には暗号化されておらず、データは他のユーザーによって比較的簡単にアクセス出来る状態となっており、9To5Googleも実際に63万以上のファイルがアクセス可能であることを確認したそうです。
なお、「Nothing Chats」と同じく「Sunbird」のアプリもGoogle Playから削除済みです。Nothingが鳴り物入りで発表した「Nothing Chats」ですが、このままお蔵入りになる可能性が高そうな予感。これまで順調に拡大してきた同社の汚点の1つになりそうです。
[via 9To5Google]
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