Googleの「Tensor G4」チップはSamsungが製造へ ー 中身は「Tensor G3」のCPU改良版との情報も
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韓国の報道によると、Samsungが、Googleのスマートフォン向けの新型アプリケーションプロセッサ「Tensor G4」を受注したことが確認された模様。
Samsungは来年発売されるGoogleの新型スマホ「Pixel 9」に搭載される「Tensor G4」チップを受注したとのことで、これが本当であれば「Tensor」チップは初代から第4世代までSamsungが製造を担当することになります。
また、「Tensor G4」は「Tensor G3」のCPUを改良したモデルになるようで、Google内部での開発プロジェクト名も「Zuma Pro」となっており、「Tensor G3」の「Zuma」のアップグレード版であることが分かります。「Tensor G4」はSamsungの4nmプロセスの3世代目の”SF4P”で製造され、「Tensor G3」は2世代目の”SF4″で製造されています。
「Tensor G4」については、過去に台湾TSMCが製造するとの情報もありましたが、TSMC側との生産時期や数量に対する調整が上手くいかず、Samsungと契約することになった模様。
なお、2025年に投入予定の「Tensor G5」からはGoogleが完全に独自開発したチップになるとも噂されています。
[via 9To5Google]