NTTドコモ、約7.2万件の顧客情報が不正に持ち出されたことを発表
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本日、NTTドコモが、約7.2万件の顧客情報が不正に持ち出されたことが判明したと発表しました。
過去にアウトバウンドテレマーケティング業務を委託していた株式会社NTTマーケティングアクトProCXにおいて、同社が利用するコンタクトセンタシステムを提供するNTTビジネスソリューションズ株式会社の同システムの運用保守業務従事者(元派遣社員)が、NTTドコモの顧客情報を不正に持ち出していたことが判明したとのこと。
現段階では、第三者に流出させた事実は確認出来ていないようですが、このような事態が発生したことと、顧客に多大な迷惑と心配をおかけしたとして謝罪しています。
不正に持ち出されたお客さま情報の件数は下記の計約7.2万件で、具体的な業務内容の詳細は確認中であり、新たな情報が判明次第改めてお知らせするとのこと。
- アウトバウンドテレマ業務(2015年4月~2015年6月まで委託):約1.5万件
- スマホ・光乗り換えサポート事務局業務(2018年3月~2020年8月まで委託):約5.2万件
- ひかりTVチューナー設置勧奨業務(2019年12月~2020年1月まで業務委託):約0.5万件
また、不正に持ち出された顧客情報の内容は下記の通り。
- アウトバウンドテレマ業務
- 氏名/電話番号/携帯電話番号/郵便番号/契約者住所/契約者性別
- スマホ・光乗り換えサポート事務局
- 氏名/電話番号/郵便番号/契約者住所/プロバイダ名
- ひかりTVチューナー設置勧奨業務
- 氏名/電話番号/郵便番号/設置住所/チューナー機種名/ISP-ID/ユーザID
なお、NTTドコモとしては、今回の事実を厳粛に受け止め、顧客の不安解消に向けて対応していくとともに、同様の事態が再び発生しないよう、今後、業務委託先を含め個人情報管理体制および業務委託先の確認手法の強化を進めていくことを明らかにしています。
顧客に対しては、本事案の対象となる顧客を特定し連絡準備が整い次第、順次個別にお知らせするとのこと。