米Intel、「Thunderbolt 5」の詳細を発表 ー 最大120Gbps転送や最大240Wの電源供給などが特徴に
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本日、米Intelが、Thunderboltの最新規格「Thunderbolt 5」の詳細を発表しました。
「Thunderbolt 5」はこれまでと同じくUSB-Cコネクタが採用され、USB4 Version 2.0に準拠したインターフェイスとなっており、帯域幅は「Thunderbolt 4」と「Thunderbolt 3」の双方向40Gbpsから2倍の双方向80Gbpsに拡張されます。
また、120Gbpsの送信が可能になる「Bandwidth Boost」機能も用意されています。「Thunderbolt 5」の転送レーンは送信が2つ、受信が2つの計4つあり、各40Gbpsずつで80Gbpsの双方向転送を実現していますが、受信側の1つのレーンを送信に使用することで120Gbpsの送信が可能になるといったもの。
これにより、8K解像度のマルチディスプレイや最高540Hzの超高リフレッシュレート、4K/144Hzのトリプルディスプレイといった構成も可能になります。
さらに、電源供給能力も「Thunderbolt 4」の最大140Wから最大240Wに引き上げられます。
なお、「Thunderbolt 5」を搭載したPCやアクセサリは2024年以降に順次登場予定で、詳細はIntelのThunderbolt テクノロジーのページをご覧下さい。
・ニュースリリース – Intel
・Thunderbolt テクノロジー – Intel