ソニー、米ヘッドフォンメーカーのAudeze社を買収 ー PlayStationのオーディオ体験を強化
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現地時間8月24日、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが、ハイエンドゲーミングヘッドフォンのパイオニアで、オーディオテクノロジーのリーディングブランドであるAudeze社を買収する契約を締結したと発表しました。
米カリフォルニア州サンタアナを拠点とするAudeze社は、プロ向けオーディオ、オーディオマニア、ゲーム市場向けに受賞歴のあるヘッドフォンを開発しており、これらヘッドフォンは同社の特許技術と独自の平面磁気ドライバーを使用し、多くのゲーム開発スタジオのサウンドエンジニアを含むレコーディングのプロだけでなく、消費者にも優れたサウンド体験を提供しています。
買収金額を含む本取引の条件は契約の都合上開示出来ないとのことですが、この買収により、PlayStationゲームのオーディオ体験において革新を続けるための取り組みを強化するとのこと。
また、Audezeは、PlayStationのエコシステムの一部となることで恩恵を受けながら、引き続き独立して事業を展開し、マルチプラットフォーム製品を開発していく予定。
なお、同社は先日にPlayStationブランド初の完全ワイヤレスイヤホン「PULSE Explore ワイヤレスイヤホン」と、オーバーイヤー型の新ワイヤレスヘッドセット「PULSE Elite ワイヤレスヘッドセット」を年内に発売することを発表しましたが、これら製品にはカスタム設計のプレーナーマグネティックドライバーを内蔵していると案内されており、日本語訳では平面磁気ドライバーのことを指すので、両製品にAudeze社の技術が採用されている可能性が高そうです。