Metaの新SNS『Threads』、サービス開始翌週はアクティブユーザー数や利用時間が少し低下

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Metaの新SNS『Threads』、サービス開始翌週はアクティブユーザー数や利用時間が少し低下

Metaのテキストベースの新SNS「Threads」は7月6日にサービスが開始され、サービス開始から5日間で登録者数が1億人を突破したことが話題になりましたが、CNBCによると、今週に入ってから「Threads」のデイリーアクティブユーザー数や利用時間が減少していることが分かりました。

まず、モバイルアプリの市場調査会社であるSensor Towerのデータによると、「Threads」のデイリーアクティブユーザー数は、サービス開始3日目の7月8日と比較すると7月11日と7月12日には約20%減少しており、ユーザーの滞在時間は20分から10分へと半減したとのこと。

また、デジタルデータと分析を行うSimilarweb社のデータも同様の傾向を示しており、「Threads」を利用する世界中のAndroidユーザーのデータによると、デイリーアクティブユーザー数は7月7日のピークから7月10日までの間に25%以上減少したそうです。

さらに、米国のユーザーが「Threads」アプリに費やした平均時間は、7月6日の約20分から7月10日には8分強に減少した模様。

これについて、Similarwebのシニア・インサイト・マネージャーであるDavid Carr氏は、「当初はアプリをチェックすることに強い関心があったものの、その全てのユーザーが他のSNSアプリのように頻繁にThreadsにアクセスする習慣ができたわけではない」と述べています。

「Threads」は初期の登録ブームが落ち着いた段階なので、サービス開始時よりアクティブユーザー数が減るのは自然なことですが、あとは今後どう推移していくのかが気になるところ。

Metaの広報担当者は「まだ始まったばかりですが、Threadsの初期の成功に興奮しています。」と述べ、安定したパフォーマンスを確実なものにすることとや、新機能を提供すること、体験を改善し続けることに注力していることを明らかにしています。

なお、Similarwebのデータによると、「Threads」のトラフィックがピークに達した7月6日〜7日の「Twitter」のトラフィックは前週の同じ曜日から約5%減少したとのこと。「Twitter」はツイート閲覧数制限などもあったので一概には比較出来ませんが、「Threads」のサービス開始の影響は少しはあったものと考えられます。

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