2年間未使用のGoogleアカウントは削除対象に − Googleがポリシーを改定
Googleが、「無効な Google アカウントに関するポリシー」を更新し、2年使用していない「Google アカウント」を削除する方針を明らかにしました。
同社は2020年に、Google フォトやGmail、Google ドライブを2年間使用していないアカウントや、保存容量を超過しているまま使い続けているアカウントの保存データを削除することを明らかにし、早ければ2023年6月1日にもデータの削除が実施される予定でしたが(これまではあくまでデータのみの削除)、今回のポリシー更新により、Google アカウント自体も削除されることになりました。
Googleはポリシーで下記の通り案内しています。
2 年の期間内に使用されていない Google アカウントは無効とみなされます。2 年以上 Google を使用されなかった場合、Google は無効な Google アカウントとそのアクティビティやデータを削除する権限を有します。
また、特定のサービスを 2 年以上使用されなかった場合、Google はそのサービスのデータを削除する権限も有します。この判断は、各プロダクトの無効に関するポリシーに基づきます。
使用中の Google アカウントは有効とみなされ、Google アカウントにログインする際に、またはログイン中に行う以下のような操作もアクティビティに含まれます。
- メールを読む、送信する
- Google ドライブを使用する
- YouTube 動画を見る
- 写真を共有する
- アプリをダウンロードする
- Google 検索を使用する
- 「Google でログイン」機能でサードパーティ製のアプリやサービスにログインする
なお、Googleは対象アカウントの削除前にメールで通知を行う予定で、このポリシーにより、Google アカウントが最も早く削除されるのは2023年12月1日となります。
もし、使っていないGoogle アカウントがある方で残したい方はご注意を。
・無効な Google アカウントに関するポリシー – Google
・Updating our inactive account policies – Google
[via 9To5Google]