Microsoft、「Visual Studio 2022 for Mac Preview 6」を公開
Microsoftが、統合開発環境(IDE)「Visual Studio」のMac向け次期バージョンである「Visual Studio 2022 for Mac」の最新のプレビュー版である「Visual Studio 2022 for Mac Preview 6」をリリースしました。
「Visual Studio 2022」は、64bit化やユーザーインターフェースの刷新、カスタマイズ性の向上、Azureを使ったモダンなクラウドベースアプリケーション開発の支援、.NET 6のフルサポート、C++サポート向上、コード検索性能などが特徴となっています。
また、Mac向けの「Visual Studio 2022 for Mac」では、UIがmacOSネイティブになり、IDEはmacOSにビルド済みの補助テクノロジとより高い信頼性で動作するようになった他、WindowsとmacOSでの開発の一貫性をさらに高めるべく、IDE全体でメニューと用語が更新され、新しいGitエクスペリエンスの導入やmacOSのアクセシビリティ機能すべてを利用出来るようにもなっています。
「Visual Studio 2022 for Mac Preview 6」は、1月にリリースされたPreview 5での既知の問題やクラッシュを引き起こす問題などの修正や、IDEの主要な機能のネイティブのmacOS UIへの移行完了などが特徴となっています。
今後のプレビュー版では、「Visual Studio 2022 for Mac バージョン 17」の正式リリースに向け、パフォーマンスの向上やクラッシュ問題の修正、フィードバックへの対応に重点が置かれるようになり、まだ移植されていないIDEの機能が一部残っているものの、これらは「バージョン 17.1」で対応する予定とのこと。
なお、既にプレビュー版を利用中のユーザーはメニューからアップデート可能で、新規ユーザーは下記リンク先よりダウンロード可能です。