「macOS Monterey」ではUSB接続の外付けSSDでもTRIMコマンドをサポートした模様
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Soutenir le blogによると、「macOS Monterey」ではUSBで接続した外付けSSDでのTRIMコマンドがサポートされていることが分かりました。
TRIMとは、データ削除した事をSSDのコントローラーに通知する機能で、あらかじめデータを書き込む準備をしておく事で、より高速に書き込みができるようになり、SSDを長期間使用した時に発生する速度低下を防ぎ寿命を延ばす事ができるものとなっています。
USBで接続した外付けSSDでTRIMを利用するには、外付けSSDはexFATではなく、APFSでフォーマットされている必要がある他、UASP (USB Attached SCSI Protocol) とTRIMに対応したブリッジ(USB変換チップ)が必要となっているようです。
なお、実際に使用しているUSB接続の外付けSSDがUASPやTRIMに対応しているかどうかはターミナルを用いて確認することが可能なようで、筆者はターミナル関係はあまり良く分からないので省略しますが、Soutenir le blogでそのコマンドが案内されています。
また、既に有効化されている場合もあるようですが、サードパーティ製SSDを使用しており、上記の条件が揃っているにも関わらず有効化されていない場合は、「sudo trimforce enable」コマンドでTRIMを有効化する必要がある場合もあるようです。