ソニー、国内ローカル5G事業への参入を発表 − 集合住宅向け5Gサービス「NURO Wireless 5G」を来春より提供へ
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本日、ソニーワイヤレスコミュニケーションズが、国内ローカル5G事業への参入を発表しました。
同社はNUROブランドから新しいサブブランド「NURO 5G」を設立し、第一弾として来春から集合住宅向けの5Gインターネット接続サービス「NURO Wireless 5G」の提供を開始するとのこと。
「NURO Wireless 5G」は、ローカル5G商用免許での住宅向け固定インターネット接続サービスとしては日本初の取り組みであり、提供可能エリアに専用のアンテナを設置することでサービスエリア化し、サービスエリア内の各住戸へ無線通信によるインターネット接続サービスを提供する仕組みとなります。
また、ローカル5Gは限られたエリア、限られた利用者向けの独自ネットワークとなるため、アクセス集中が発生しづらく安定した通信が可能とのことで、無線通信であることから、配管などの建物設備上の問題で光回線を通線できない集合住宅でも高速なインターネット接続サービスを利用することが可能となり、アンテナ設置済みのサービスエリアであれば、ホームルーターを設置するだけですぐに利用を開始出来ます。
当初はスタンドアローン構成にて4.8~4.9GHz帯の周波数帯で提供し、将来的にミリ波への対応も検討中とのこと。
なお、利用料金は未発表で、提供可能エリアは、北海道、関東(東京、神奈川、埼玉、千葉)、東海(愛知、静岡)、関西(大阪、兵庫、奈良)、九州(福岡)の一部で、順次拡大予定です。