2018年に噂された安価なドングル版「Apple TV」、世に出ることはなさそう
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2018年にAppleが「Amazon Fire TV Stick」や「Google Chromecast」のようなドングル型の「Apple TV」を開発していると報じられたことがありましたが、The Informationが、Apple関係者の話として、Appleは低価格のドングル版「Apple TV」の開発プロジェクトをキャンセルしていたことが分かりました。
低価格のドングルは元ビデオ・オーディオマーケティング担当だったTim Twerdahl氏の提案で、同氏はユーザーが「Appleの動画ストリーミングサービスにアクセスするのがより手頃になる」と主張していたものの、このアイデアは同社幹部のPhil Schiller氏とGreg Joswiak氏に否定されたようです。
両氏は低価格のドングルは同社のプレミアムな製品の評判を落とすことになると懸念し、低価格で利益率の低いデバイスのビジネスに参入することを望んでいなかった模様。
その後、Tim Twerdahl氏がAppleを退社する形で、低価格なドングルの開発プロジェクトは放棄されることになったそうです。
なお、Appleは低価格版ドングルの開発は放棄したものの、最終的にスマートテレビやゲーム機、他社のセットトップボックスなどに「Apple TV」アプリを提供するという決断に至ったようで、今後は「Apple TV+」の新コンテンツの拡充に注力していく方針のようです。
[via iDropNews]
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