「iPhone 6s/6s Plus」の「A9」プロセッサによるバッテリー性能差の問題 − 低電力モードではSamsung製とTSMC製で動作周波数に僅かな差

先日より「iPhone 6s/6s Plus」の「A9」プロセッサがSamsung製とTSMC製でバッテリー性能に差がある事が話題になっていますが、「iOS 9」より新たに搭載された”低電力モード”でのバッテリーテストを行った結果が公開されました。


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結果はSamsung製、TSMC製ともに大きな差はなく、Samsung製はバッテリー残量が99%から0%になるまでに要した時間は7時間24分〜30分、TSMC製は99%から1%になるまでに要した時間は7時間38分でした。

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(左からSamsung製、Samsung製、TSMC製)


このテストで新たに分かったことは、低電力モードにした際に、「A9」プロセッサの動作周波数はSamsung製が1.85GHzから907MHzまで下がるものの、TSMC製は912MHzと、僅かではあるものの動作周波数に5MHzの差がある事が判明しました。


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(左からSamsung製、Samsung製、TSMC製)


今回の低電力モードでのテストでは、TSMC製の方がプロセッサの動作周波数が高く、更にバッテリー性能も良い結果となりましたが、動作周波数及びバッテリー性能とも差は僅かで、通常の使用ではあまり気にならないレベルだと思います。

なお、Samsung製「A9」プロセッサの方がバッテリー性能が劣る理由については、AnandTechが、Samsung製「A9」プロセッサは負荷がかかるとTSMC製よりも早く温度が上昇する事が影響しているのではないかと予測しています。






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